脳脊髄液漏出症患者さんが併発する疾患を追求

 

 

胸郭出口症候群は、上肢を挙上する(肩を上げる)動作を行うと神経や血管が圧迫により、手のしび、冷たくなる、力が入りにくい疾患。 首から腕にかけて大事な血管と神経が走行していますが、頚部の筋肉(斜角筋)の間、第1肋骨と鎖骨の間といった狭い場所を通過するため、圧迫を受けやすい

 

<寝る時の注意

・バンザイ姿勢で寝るクセのある人、横向き姿勢で眠る人は要注意です

・寝るときにしびれ悪化しないようにするには、うつ伏せ寝は避ける

 

<日常の注意>

・おんぶひもで赤ちゃんを背負う事、リュックで重いものを背負うようなことを避けましょう

・仕事や作業では重量物を持ち上げるような動作などはNG

・うつむく姿勢(デスクワークなど長時間はNG)

 

<その他>

なで肩の方は要注意!

 

発症したかも!?

例えば!つり革につかまる時、洗濯を干す時に腕を挙げる動作をした時に「しびれ・怠さ」を感じたら要注意ですねプンプン

 

【不良姿勢】

胸郭出口症候群の原因としては、不良姿勢があげられています。特にデスクワークなど、猫背気味の姿勢を続けていると、胸郭出口症候群の発症リスクが増します。

猫背気味になると、頭の位置が前方へスライドしますよね。頭は体重の10分の1ほどの重さがあるため、頭の位置が少し前方へスライドするだけで、首への負担はかなり増してしまうのです。

特に、デスクワークをしていると、首の前側の筋肉に負担がかかるため、前斜角筋や中斜角筋が緊張し、腕神経叢や鎖骨下動脈を圧迫してしまうのです。

【遺 伝】

遺伝も胸郭出口症候群の原因の1つと考えられています。なぜなら、親子の間で骨格が遺伝するからです。華奢な女性の娘さんは華奢であることが多く、そのため、肩コリや胸郭出口症候群など、同じ症状を発する可能性が高くなるのです。

【腕を使い過ぎている】

腕の使い過ぎも胸郭出口症候群のリスクを高めます。土木作業に従事している人に胸郭出口症候群が見られるのも、特定の筋肉を集中的に酷使してしまうからです。

 

画像はお借りしました

 

胸郭出口症候群は、どの部位で神経圧迫や血管の圧迫が起こっているかによって、3つの種類に分類される下矢印

【斜角筋症候群】

斜角筋症候群は、比較的華奢な30代前後の女性に多く見られるタイプの胸郭出口症候群です。不良姿勢や筋力の低下などによって、前斜角筋と中斜角筋が固くなり、神経圧迫を起こすのが原因です。

【小胸筋症候群】

小胸筋は、身体の前面で唯一肩甲骨とつながっている筋肉です。肩甲骨から烏口突起という飛び出した骨が前方へ突き出しており、それが小胸筋によって肋骨と結ばれています。

肋骨と鎖骨の間で神経圧迫が起こるため、手先にしびれが見られることとなります。塗装業など、手を大きく上にあげる仕事の人などによく見られるタイプの胸郭出口症候群です。

【肋鎖症候群】

肋鎖症候群、肋骨と鎖骨の間で神経や血管の圧迫が起こるタイプの胸郭出口症候群です。指先が紫になって、冷えたり知覚障害を起こしたりするのが特徴です。

 

下記より部分引用

 

つづく