髄液が減少し脳が下垂下が起こると

 

「びまん性硬膜肥厚」で頭痛が起きる主な理由は、脳脊髄液の漏出による頭蓋内の圧力低下と、それに伴う血管の拡張や硬膜の牽引

 

よって脳の下垂が起こり、硬膜が引っ張られて刺激されます

 

硬膜と脳(実際には硬膜と脳を包む軟膜などの髄膜)を直接つなぎ、感覚や痛みを伝達しているのは、脳から直接出る脳神経(三叉神経・迷走神経など)と頚神経です

 

  • 三叉神経(第V脳神経)
    • 硬膜の大部分(特に大脳を覆う部分や脳底など)の感覚を支配しています。
    • 頭痛(特に片頭痛など血管の拡張や硬膜の炎症が関わる痛み)を感じる主要な神経です。 
  • 迷走神経(第X脳神経)
    • 主に後頭蓋窩(小脳や脳幹の周り)の硬膜の感覚を支配しています。 
  • 頚神経(第1〜第3頚神経)
    • 後頭蓋窩の底の部分などの硬膜を支配しており、首や後頭部の痛みに関連することがあります。 

これらの神経は、脳の血管が拡張したり硬膜が引っ張られたりしたときに信号を脳へ送り、「頭痛」として知覚させる重要な経路、よってその信号で「頭痛」が発症します

 

さらに

 

<髄液通過障害>

脳脊髄液(CSF)が脳内を正常に循環・吸収できなくなる状態。髄液が滞留して脳室が拡大し、頭蓋内圧が上昇したり脳を圧迫したりすることで、頭痛、嘔吐、歩行障害、認知機能の低下などの重篤な症状を引き起こす