この世の中に、脳脊髄液減少症の痛みをゼロにする方法はあるのか!

 

痛みの慢性化・・・これってムズムズ案件ですよね

 

*髄液の減少で起こる痛みはありますが、漏れが止まっても何故か痛みが続きますよね

頸部痛・背部痛・腰痛・肩甲部痛・手足痛・胸痛 えーん

 

その痛み・・・って?

 

急性痛と違い慢性痛とは「痛み自体」が病気です!

 

(=公=:)チッ

 

患者さんが医師に「精神科」薦められますよね、薦めるのならきちん納得できる説明をして欲しいと思いますが実際はしてくれません(இдஇ; )

信頼していた医師に精神科を薦められるという事は「絶望と不信感」で思考が停止してしまいます

精神科=気のせい?思い込み?嘘つきだと思ってる?

 

今回、そこの部分を記事にしたいと思います

 

【慢性痛の種類】

神経障害性疼痛(しんけいしょうがいせいとうつう)
ケガや病気で神経が傷つき、神経が異常に興奮して起こる痛みです。原因として、脊髄損傷や脳卒中などによる神経の損傷や切断、糖尿病の合併症による神経障害、がん細胞の神経への浸潤などが挙げられます。
中枢性疼痛(ちゅうすうせいとうつう)
脳と脊髄にある中枢神経が傷ついて起こる痛みです。痛みの刺激がないのに痛いと感じたり、麻痺している部分に異常な痛みを感じたりします。脳や脊髄の病気や損傷が原因です。
心因性疼痛(しんいんせいとうつう)
ストレスや不安など精神的・心理的問題で生じる痛みです。慢性の痛みで長い間悩まされていた人は、脳が痛みグセを学習して、原因がなくなっても痛みを感じることがあります。病気や痛みに対する不安や恐怖、職場や家庭でのストレスなども心因性疼痛の要因となります。

 

ですが・・・色々調べていくと「慢性化」した痛みはざっくり言うと!!

 

「敏感に過剰反応」「血流障害」が原因

 

<Twitterで月さんが言ってました>

長い間患者さんのカウンセリングしていますので患者さんがドクターから浴びせられる言葉の中で一番受け入れられないのが精神科への受診を勧められた時ですね

 

 

痛みに対して、悲観的な感情を持つ患者様は、痛みを強く感じやすく、治療効果も低下します。心と体は、お互いに強く影響し合っています。かわたべペインクリニックより引用

 

慢性疼痛があると、痛みに対する神経系の感受性が高くなることがあります。例えば、慢性疼痛があると、痛みの信号を検出し、送り、受け取っている神経線維と神経細胞が繰り返し刺激されます。刺激が繰り返されると、神経線維と神経細胞の構造が変わったり(リモデリングと呼ばれます)、これらの活動性が高まったりすることがあります。その結果、通常なら痛くないはずの刺激でも痛みが生じたり、痛みの刺激がより強く感じられたりします。MSDマニュアルより引用

 

 

痛みの多くは,発痛物質が痛覚神経の末端の侵害受容器を刺激しているため起きる侵害受容性疼痛である.痛みが持続すると,侵害受容器は次第に過敏となる(末梢性痛覚過敏).これにより体内には発痛物質が産生されるが,その多くは血行障害が影響している.

また,さらに痛みが慢性化するのは,脳や脊髄後角で痛み情報が記憶されることによる生じるとされている.痛みが持続すると中枢神経機能や経験,記憶,不安,注意,集中,性格など,あらゆる要素が関与して痛み刺激の伝達がパターン化されてその伝達は強まる

 

 

それなら!!どうすればいいのか!!!!

運動には痛みを直接和らげる、エンドルフィンというホルモンを分泌する効果があることも分かってきました。
エンドルフィンは、脳内モルヒネとも呼ばれ、モルヒネ同様の鎮痛作用があるにも関わらず、自分自身の脳内から分泌されるホルモンなので副作用の心配はありません。

 

運動療法や薬物療法は常にやってる!

 

今回「認知行動療法」掘り下げます

 

認知行動療法(CBT)とは、簡単に説明すると痛みを取り除くというよりも、痛みを抱えながらでも豊かな人生を送る技術を身につける方法です。

 

具体的に何をするの?

 

<認知行動療法センターの例>

本プログラムは全体で8回のセッションからなります。各セッションは毎週または隔週のペースで行いますので、最短8週間のプログラムです。1回のセッションは30分程度です。また、事前にお渡しするテキストの予習と、各セッションの最後にお出しするホームワークへの取り組みをお願いしています。認知行動療法に熟練した臨床心理士、医師、看護師等が実施担当者となり、全8セッションを行います。プログラムの内容は大きく以下の5つから構成されています。

①導入:認知行動療法の視点からあなたの慢性痛の特徴を考えます

②リラクセーション:身体の緊張を緩めるリラクセーション法を学びます

③ペーシング:あなたにとってほどよい活動と休息のペースを探ります

④認知再構成:過度に悲観的な考えがあれば、そのバランスの取り方を学びます

⑤再発予防:プログラムでの学びを整理し、今後の生活への生かし方をまとめます

 

慢性疼痛へのCBTの適用原理は、痛みまたは痛みに影響する要因に対してどのように認知し行動するべきかを学習することで、自分自身で痛みを適切にコントロールできる能力を獲得するというものであります。不適応行動を減少し適応行動を増加させることは、疼痛の軽減につながると考えられています。名古屋麻酔科クリニックより引用

 

(=”=:) むずぃ・・・

 

治療範囲を広げて欲しい・・・少しでも楽になる方法は無いか?

 

記事にしたのは「きっかけ」を作って欲しいからです、お勧めしているとかでは決してありません

 

息子が言います・・・「痛みは嘘じゃないから、本当にどうしようもなく痛いんだよ」

 

患者さんが感じている痛みは患者さんの身体には痛みとして実際に起きています!

 

気になりましたら

 

慢性痛は「いつものことだから」と軽く考えず、体の不調と向き合って、適切に治療していきましょう。

 

「認知行動療法」を行っているお近くの医療機関へご相談下さい。