しつこいかゆみは要注意

痒い男の子のイラスト

虫刺されとか、蕁麻疹、アトピー肌・・・かゆみにも色々あるけど

違った方向からもかゆみを深堀しました 参考にしてください┏○)) ぺこっ!

 

 

【 肝硬変の一種(原発性胆汁性肝硬変) 】

胆汁を排泄する胆管が壊れる疾患です。そのため、胆管内で胆汁が停滞する「胆汁うっ滞」が起こり、皮膚の激しいかゆみや黄疸が現れますPBCのかゆみは肝臓が悪くなるよりも先に出ることが多く、一般的なアレルギーによるかゆみと異なり、皮膚は赤くなりません。

メディカルノートより引用

 

 

【 糖 尿 病 】

「血管障害」で現われてくるのは、皮膚のかゆみと視力の異常です。かゆみは、がまんできないほど激しいものです。その範囲は全身にわたることもありますが、陰部周辺に現われることが多いのが特徴です。

ベイサイドクリニックより引用

 

 

【 腎不全・慢性腎不全 】

腎臓は体の中や血液の老廃物を尿へ捨てる臓器ですので、腎臓が悪くなると老廃物が血中や皮膚にたまってしまいます。それら老廃物は皮膚の中にあるかゆみ受容体のミュー・ペプチド受容体を刺激し、その電気信号が脳へ伝わってかゆみを感じます。この現象は腎機能が高度の低下した透析患者で多く見られ、半数は強いかゆみを感じます。
腎臓が悪くなると皮膚が乾燥しますが、これもかゆみの原因となります。

日本腎臓学会ホームページより引用

 

 

【 胆のうがん ・胆道がん・胆管がん】

黄疸が出ている時には、血液中に胆汁中の胆汁酸という物質がでていくため、皮膚のかゆみ(掻痒感)が出現することがあります。

四国がんセンターより引用

 

 

【 多発性筋炎・皮膚筋炎 】

皮膚炎の症状は、赤い発疹がまぶたにできてむくむ「ヘリオトロープ疹」、手の指や肘、膝などが赤くカサカサになる「ゴットロン徴候」、寒い時期に手足の指先が白くなる「レイノー現象」、首から胸に紅斑が出る「V徴候」、肩から上背部に紅斑が出る、「ショール徴候」などが特徴的である。こうした皮膚炎は、かゆみを伴うことが少なくない。

ドクターズファイルより引用

 

 

【 鉄 分 不 足 】

体内の鉄分が不足すると、全身にかゆみが生じる場合があります。かゆみが生じる原因ははっきり分かっていません。

一般的には女性に多く、ダイエット等食事制限による栄養不足や、お酒を大量に飲むことも鉄分不足の原因になります。

メディカルルックより引用

 

 

【 がん・リンパ腫 】

全身にできる、さまざまながんやリンパ腫が原因で全身にかゆみを生じることがあります。腫瘍からさまざまな物質が放出されるためかゆみが出ると考えられていますが、発症メカニズムはまだ解明されていません。また、リンパ腫のタイプによっては、かゆみを伴う皮疹が現れることもあります。

メディカルノートより引用

 

 

精神的要素が原因の場合

 

【 過剰なストレス 】

過剰なストレスは、ステロイドホルモンの分泌を促進し、肌代謝のバランスを崩すため、かゆみが生じると考えられています。

そのため、ストレスを感じやすい人、睡眠不足で疲れが溜まっている人はかゆみが出やすいです。
また、喫煙者刺激物を好んでたくさん摂る人も、ストレスによってかゆみを感じやすいと考えられます。

メディカルルックより引用

 

【 統合失調症・幻覚症・など 】

精神的な病気の中には、統合失調症や幻覚症などのように、さまざまな幻覚が現れる病気があります。これらの病気では、体に虫がいまわっているといった幻視が現れ、実際にかゆみを生じているような幻覚を感じることがあります

メディカルノートより引用

 

【 強迫性障害 】

一般的には不合理と考えられる事柄にとらわれて、その不合理な事柄に関連する行動を繰り返す病気です。症状の現れ方はさまざまで、潔癖症による繰り返される過剰な手洗いなども強迫性障害のひとつです。

また、実際にはかゆみが生じていないものの、かゆみがあると思い込み、皮膚を掻きむしるといった不合理な行動が見られることも少なくありません。

メディカルノートより引用

 

 

それほど一般的ではない全身的な原因としては、甲状腺機能亢進症(甲状腺の活動が過剰になった状態)、甲状腺機能低下症(甲状腺の活動が不十分になった状態)、糖尿病鉄欠乏症疱疹状皮膚炎真性多血症(赤血球が過剰に作られる悪性疾患)などがあります。

多発性硬化症など、神経系に生じる一部の病気がかゆみの原因になることもあります。精神障害の患者の一部では、かゆみがあり、その身体的原因が見つからないことがあります。この種のかゆみは心因性そう痒と呼ばれます。

 

警戒すべき徴候

以下の徴候は、原因が深刻なものであることを示唆している場合があります。

  • 体重減少、疲労、寝汗—重篤な感染症または腫瘍が疑われる

  • 筋力低下、しびれ、チクチク感—神経系の病気が疑われる

  • 腹痛または皮膚と眼の黄色への変色(黄疸)—胆嚢や肝臓の病気が疑われる症状

  • 強いのどの渇き、異常な頻尿、体重減少—糖尿病が疑われる

受診のタイミング

体重減少、疲労、または寝汗がみられる場合は、都合がつき次第、大体1週間以内に受診する必要があります。他の警戒すべき徴候または重度のかゆみがみられる患者は直ちに、あるいはできるだけ速やかに受診する必要があります。

MSDマニュアルより引用

 

 

ともあれ、冬はお肌が乾燥しやすくなります。男女年齢問わず「お肌の保湿ケア」した方が安心グッ