新型コロナウイルスの影響でヲタク再開の目途が立たない犬子(わんこ)*です。

 

一日も早くコロナ前の状態に戻ってほしいと思うのは、犬子(わんこ)*だけではないと思います。

その一方で、ニューノーマルとでもいうのでしょうか、今までの常識から大きく変わってしまうこともあるかとは思いますが、悪しき習慣はなくなってほしいものです。

 

 

ということで本題です。

今回のブログは地下現場について思っていること 第21弾です。

 

 

ヲタクをしていると、

アイドル・運営からポイントカードを勧められることもあるかと思います。

もちろん犬子(わんこ)*もその一人です。

 

今回のブログでは、

ポイントカード制度について、犬子(わんこ)*が思っていることをまとめてみます。

(画像は、いらすとや から引用しました。)

 

 

ポイントカードを導入するメリットとして、

アイドル・運営としては、

・ファンの貢献度を簡便に把握することができる

(どれくらい現場に来られるか、どれくらいお金を使ってくれるか、など)

・経営戦略を立てやすくなる

(ワンマンのプレミアムチケットの数をどれくらいにするか、ガチイベでの勝算がどの程度なのか、など)

 

その一方で、数字(ポイント数)に表れにくい部分というのは評価しづらい、という問題点もあります。

このポイントカードだけでは、現場をどれくらい盛り上げられるのか、

界隈の雰囲気をよくしているか、といったことは把握できません。

 

貢献度を簡便に評価できることは、運営にとっても業務効率化を図ることにはつながりますが、

ファン一人ひとりがどんな人なのかを把握することが必要なのは言うまでもなく、この大原則が揺らぐことはないでしょう。

 

その一方で、ヲタ側の立場から考えてみますと、

常連ヲタ&大金を使ってくれる方(いわゆるガチ勢)であれば、メリットがあります。

ポイントが貯まり、追加の特典が受けられる、ということであれば、

更にお金をつぎ込んでくれるかもしれません。

 

裏を返せば、

あまり現場に行けない、お金を潤沢につぎ込めない人たちにとっては、

ほとんどメリットはありません。

下手をすれば、このヲタは現場にあまり来ない、お金も使ってくれない、といったマイナスの評価が下されてしまうおそれもあります。

 

 

このブログのタイトルで「物申す」としていることから想像がつくかもしれませんが、

犬子(わんこ)*的には、ポイントカード制度に対し、良い印象を持っておりません。

 

犬子(わんこ)*が今までにポイントカードを勧めてきたアイドル・運営を見てみますと、

偶然もあるのかもしれませんが、

なぜか、たまにしか(月1回、良くて2回)行けないアイドルに集中しています。

 

(常連であればその限りではないのでしょうが)

月1回程度のペースでは、当然ポイントは貯まりません。

 

さきほど述べましたように、犬子(わんこ)*にはメリットが全くありませんし、

ポイントカードを見せることによって、

アイドル・運営から(場合によっては界隈のヲタからも)「こいつポイント少ないじゃん」なんて目でみられてしまうことが容易に想像つきます。

 

ですので、ポイントカードを勧められても、

「現場にあまり来られないから、自分には必要ない」と言った上で、

お断りするようにしています。

 

にもかかわらず、アイドル・運営はしきりにポイントカードを勧めてくるから困ったものです。

 

あまりにもしつこいので、

どういう意図でそうしているのか説明してほしい、

と言っても、納得いく説明はもらえず、

半ば強引にポイントカードを押しつけられておしまい、

という結果になります。

 

自分たちが行っていることに対し、まともな説明ができないのですから、

不信感が募るのは火を見るより明らかです。

これでは、応援する気も失せ、やがて足が遠のいてしまいます。

(これが直接的な決定打になったわけではありませんが、見限った界隈がいくつかあります。)

 

 

誤解のないように言っておきますと、

アイドル・運営がファンを評価すること自体は決して悪いことではありません。

 

会社勤めの人はわかると思いますが、ボーナス(賞与)の査定にあたり、(実際問題として、そうでない会社もあるかもしれませんが)評価基準が設けられ、それに従って支給額が決まります。基本給の上げ下げにも影響するでしょう。

 

例えば、このブログでイベントレポを何度も更新したPottyaの場合、

(現場に行く頻度はそれほど重視されておらず)

楽しくお話できる人や沢山お金を使ってくれる人しか大事にしていません。

 

納得のいく基準が明示されず、

不文律によりファンが評価され、それによって処遇も変わってしまう、

という扱いが他界を加速させたのは言うまでもありません。

 

一方で、神様アイドルプロジェクトの場合は、

「動員が大事だから現場に来てほしい」ということをオフィシャルTwitterで明示していましたし、運営さんはファンに対して誠実な対応をしていました。

 

 

話が逸れてしまいましたが、

ポイントカード制度を運用するにあたり、

アイドル・運営に明確な目標、意図があり、

それをファンにきちんと説明できるのであれば異論はありません。

 

しかしながら、納得のいく説明ができないのであれば、即刻やめるべきです。

他がやってるから自分たちもやってみよう、といった安易な考えであれば、今一度、再考した上で決断してほしいものです。

 

 

ビジネスである以上、売り上げも大事なのは言うまでもありません。

しかしながら、

ヲタからお金を搾取すればよい、という考えであれば

目先の利益は確保できるかもしれませんが、

(ファンの絶対数が増えない限り)

やがて頭打ちになってしまいます。

 

アイドルは沢山います。

とりわけ地下の場合、数多くのアイドルがデビューしています。(解散していくアイドルも多いのも事実ですが)

信用を失ってしまえば、推し変、

最悪の場合、他界なんてこともあるでしょう。

 

 

購入履歴は個人情報に当たります。

個人情報を把握する以上は、プライバシーポリシーを明示し、

どのような利用目的(購入履歴だけでなくファンをどう評価するのかなども含め)なのか、

納得のいく説明をしたうえで、同意を得る必要があります。

 

 

ほとんどの会社がホームページ上でプライバシーポリシーを明示していますが、

実際問題として、プライバシーポリシーを明示しているアイドル運営はあまり多くないように思います。

 

何に使われるのかわからない、という状態で犬子(わんこ)*は個人情報を提供したくありません。

 

主現場でもない限り、安定して現場に行くことはできませんし、

資金力も潤沢ではありません。

そういった個人情報が如実に可視化されてしまうのは決して気分の良いものではありませんし、

そういう用途で個人情報が利用されることに同意するわけにはいきません。

 

 

たかがポイントカードと思われる方もいらっしゃるでしょう。

 

犬子(わんこ)*のような考え方は少数派かもしれませんが、

そういう考えの人も一定数存在しているのも事実です。

 

問題提起の意味合いも込めてブログにまとめてみました。