始まりがあるなら
終りもある
大野さんにだって
それは
ある程度
覚悟はしていたのだけど
大野さんの想いが
切なかったな
ﾌｧﾝは支えにもなるけど
凶器にもなることも
あったから
絵を描かなくなった
描けなくなった
あの時から
ずっと
心にずっしりと
大野さんの自由が一つ
失われたんじゃないかと
思っていた
一つの結論を出して
また 絵に向き合えるなら
そんな姿を想像できるなら
今回の選択も
悪くない…
と思いたいのだけど
今の大野さんは
あまりにも
存在が大きすぎて
姿の見えない毎日を
ﾜﾀｼは
どうやって過ごすのだろうと
途方にくれる
大野さんの幸せを
願いつつ
その幸せそうな姿を
この眼で確かめたいと
思ってしまうﾜﾀｼも
大野さんの自由を奪う
一人なのかもしれないな
