私は、名前をなかなか覚えられない。

それは、ただ単に記憶力がないからだと思っていたが、

スペイン語の単語を丸覚えし始めて確信した。

 

私は、やはり「名前を覚えるのが苦手」なのだ。

 

単語も名前と言えば名前だが、記憶の場所が違う気がする。

例えば「りんご」という果物の名前と、

「レオナルド」みたいな人の名前はどうも脳みその場所が違うようである。

 

私は人だけでなく、レストランの名前、商品の名前、ストリートの名前、

街や市の名前など、とにかく名前が覚えられない。

アメリカではすべての道に名前が付いているが、

不思議なくらい覚えられないのだ。

 

なのに、スペイン語の単語はどうにか覚えていっている。

努力の違いかな。

記憶カードで毎日反復記憶してるからかなぁ。

冷蔵庫はnevera

キッチンはcocina

窓はventana

ほら覚えてる。

 

覚えようとしてる単語に、意味が付属してるからか?

 

それともやる気の差か?

スペイン語の母音の発音は日本語と同じで、5つしかありません。

なので、同じような音の単語が山ほどあります。

 

日本語も、同じ音で違う意味の単語がいっぱいあり、

書くときに漢字によって違いを出すということが多いのですが、

スペイン語も似ています。

「バ行」発音はBとVで書き分ける、などです。(音は同じでも)

 

あと、似てるけど微妙に違う音という単語がすごく多い。

 

たとえば

 

paso(パソ) ステップ

caso(カソ) 事件

pasa(パサ) 顔

casa(カサ) 家

 

とか、

 

nuevo/a (ヌエボ・ヌエバ) 新しい

nueve (ヌエべ) 9

nieve (ニエベ) 雪

 

とか。

 

意味と音が繋がってない学習者にとっては、ただの暗号です。

現在、丸暗記中。

 

「ポテトサラダくらい自分で作れ」とおっさんが言って

まぁ色々言われておりますが、私もちょっと似たことでよく思い出すことがあります。

私の身に起こった話ではありません。


大昔、アニメが好きだったころ、私はよく声優さんのラジオを聴いていました。

声優さんがやってるラジオというのは、大抵はあるアニメシリーズのプロモの一環で、

声優さんはそのアニメの役柄をやっているからそのラジオに出ている、という感じです。

数多くある声優さんラジオのなかで、女の声優さんが2人でやっているラジオがありました。

主人公たちが女子高生数人という、まぁいわゆる男性用夢物語アニメのラジオです。

ラジオの中で声優さんたちは普段のトークをしているけど、

途中でよく小話みたいなのが入り、役柄を演じてくれたりするのです。

ファンはそれが楽しみで聴いているところもあります。

 

そこでの小話で、男の子の家に、急に夕ご飯を作りに来る女の子という

まぁ夢物語的なシチュエーションがありました。

そこで女の子は、「コロッケ」を作るのです。

女の子は「コロッケなんかでごめんね」とか恥ずかしそうに言うわけですが…。

私は一発で、この脚本を書いたのは男だなと思いました。

たぶん、庶民的な派手さのない“簡単な”料理、という意味だったんでしょうね。

 

いや、コロッケって、

むっちゃくちゃ手間かかりますから!!!

 

私は冷めた気分でラジオを聴き続けていたのですが、

小話が終わった後で、声優さんの一人が言ったのです。

「あのね、コロッケってすごく手間かかるんですよ」

 

よくぞ言ってくれた!

 

私はこのラジオを聴いて、食べ物や料理についての認識の違いに驚いたし、

女の子キャラに男がよく分からず書いた変なセリフを喋らせるんじゃねぇ!

と思ったりしたのを覚えています。

馬鹿な男が簡単だと思って「コロッケ作ってよ」とか言い出しちゃうから。

 

まず自分で作ってみろ。