私は仕事の最中に、ポッドキャストを聞いたり映画やTVドラマを観るのが楽しみのひとつです。
もちろんそうなると、オーディオブック(本の朗読)にも興味が湧くのですが
CDで聴くとなると1冊につき10枚とかザラなので、面倒だなと思っていました。
ところが最近、図書館を通して無料でインターネット上でオーディオブックを聴けると知ったのです。
(図書館はミニマリスト天国。所持品として溜まらないし、しかも無料。)
ここ数日はずっと図書館のオーディオブックをネットで聴いています。
さっき「The Art of Procrastination(後回しの美学:Inori訳)」という本を聴き終えましたが、
とても面白かったです。
スタンフォード大学の哲学の教授が書いたもので、
「あなたがこれを読んでいるのはきっと、今現在やらなければいけないことを後回しにしているからだ」
と、ユーモアたっぷりに後回し(先送り、先延ばし)癖のある人の気持ちを代弁してくれています。
「スタンフォード教授の心が軽くなる先延ばし思考」(日本語でも出てました)
なんでも先送りにしてしまう癖のある人は、常々罪悪感に苛まれ、
時々は鬱症状まで出てしまうことがあるので、自分の傾向を否定するのはどうか。
実は先送り癖のある人でも、それを前向きに考えどんどん「他のこと」をやれば
気がつけば色んなことを成し遂げちゃったりしてるのだ、と前向きなことを書いてくれています。
私は嫌なこと以外にも、考えすぎて行動に移せない傾向がありますが、
「これをまずやらなければ!」と思うあまりに、他の何をするにも罪悪感を感じ、
結局何もしないまま(ぼけーっとしたり寝たり)時間が過ぎることがよくあります。
逆に、全く別のことをやっちゃえば、色んなことが成し遂げられるような気がしてきました。
もちろんこの本は、少しでも後回し癖を軽減できるようなアドバイスも書かれています。
(後回し癖のある人は完璧主義な人が多いので、完璧じゃない仕上げを最初から想定してとりかかる、
とか。動きやすい音楽をかける、とか、やることリストの使い方とか…)
でも本人が過度の後回し癖のある人で、治せる術を知っているならとっくに治している
治らないんだから治らない、とおっしゃってます。
結局「基本的に自分の癖をよく知り、それを逆手に取る形でハッピーになればいいのでは」
というのが本のメッセージで、聴いていて嬉しかったです。
この教授は、締め切りは守らない、机はぐちゃぐちゃ、だけど常に何かをやってて
人には「すごいねぇ、そんなことする時間どこになるの?」といわれるようなタイプの人で、
そういう人の思考も分かって面白かったです。
ケロッとしているというかなんというか。笑
彼の本を読んだから自分の後回し癖が治るとも思いませんが
人は千差万別だから自分に合う方法でやっていけばいい、それを模索していこう、
と前向きになれたので全てよし!
そもそも、人に罪悪感を植え付けたり、これはダメだとかアナタは変わるべきだみたいな、
否定的なものを信じ込ませるような本は
自分がもったいないしハッピーになれないなと思えました。
哲学者が書いた本らしく「幸福ってなにかを考えてみるといい」と最後の方に指摘。
そうよね、幸せだったらいいのよ、人生。

昨日のお散歩の風景