UCLAで、NYホロコースト記念博物館主催の
「公民的な談話とは:表現の自由とヘイトスピーチ」という題目のパネルディスカッションがあり、
無料で誰でも観れるというので行ってきました。
パネラーは、LA Timesの編集者や、UCLAで法学を教える教授、
活動家や歴史家など4人が来ていました。
予定時間より少し遅れて始まり、4人で1時間もない時間を割って話し合ったので
一人ずつの意見はとても短いなと感じましたが、
近年、大学で特に右派のスピーカーが左派の活動家によって講演できなくなることが増えることについて
内容は、右派だろうと左派だろうと、特に色んな思想を学ぶ大学では両方の意見を聞くことが大切で
それを頭から抗議活動でシャットダウンしたり、暴動で対抗するのはどうか、というものでした。
あっという間に4人の会話の時間は終わり、質疑応答に入りました。
色んな人の意見やそれについて専門家の答えを聞けるのを楽しみにしていたのですが、
最初にマイクを握った人がなんと左派の活動家の若者で、
「トランプはファシストだ!政界から引きずり降ろそう!仲間よ今すぐ立ち上がれ!」
と叫び出し、他の数名の仲間もコールしだして、会場は「あれま~~~」という雰囲気。
そのうち叫びながらシットインしてどうしようもなくなり、そのままウダウダとイベントは終わりました。
私はとても残念な気持ちでいっぱいになりました。
1時間もかけてドライブして、楽しみにしていた講演をこの人たちに台無しにされた気分です。
言っていることはまぁ分かるところもあるけど、
なぜこのパネルディスカッションにこんな形で抗議しにくるのか…。
彼女らの目的はパネルに抗議というよりは
「こんなことを単に喋ってばかりいないで、お前達も活動しろよ。私たちの声を聞け!」という
とても強制的でいて自分の意見ばかりを押し付けるだけのもので、
君たち一体何がしたいの?というのが会場の人達の空気でした。
若者の熱すぎるほどのちょっと曲がった抗議活動にお手上げ。
これを温度差と言うのでしょうか。
様子をYouTubeで観れます(9分の動画)
(最初は、こんなこともあるか、という感じですが、
段々とどうしようも無い感じが出てきますので飛ばし飛ばし全部観てみてください)
記事も読めます。
https://www.thecollegefix.com/post/38080/
日本は本当に酷い脅しやヘイトスピーチを止めさせようというカウンター活動がやっと始まった感があります。
アメリカはそのステージを超えて、一周回った感じがします。
大学のこんな小さな講演会でシットインするのはどうでしょうか。
若者って突っ走るなぁ、これはどうしたらいいのか。
楽しみにしていただけにガッカリ。
色々考えさせられる夜でした。



