基本的なリール制御は、6機種がほぼ同じなのですが、実は微妙に違う箇所が…
まず、各機種に於いて共通している例を挙げますと、
★「プラムテンパイ優先制御」
通常時はプラムをテンパイさせる制御を優先しており、BIG未成立時で左枠内にプラムがある時は7がテンパイせずにプラムがテンパイする制御となっています。 その後、2号機でのアメリカーナⅩ2、ファイアーバードEX、センチュリー21、リバティベルⅢ、リバティベルⅣ、3号機でのコンチネンタルⅢにも引き継がれた制御なので、ご存知の方も多いでしょう。
ただし、これには例外が一つだけありまして、オレンジ成立時に於いて左リールに「オレンジ・プラム・7」が停止しますと、ココではオレンジを揃える制御が優先となりますが、中リールにオレンジが引き込めずに「チェリー・7・ベル」が停止しますと、一見プラムテンパイを嫌っているように見えますが、オレンジの取りこぼし時にも出現する出目(チャンス目)となります。
★「左上~中段プラムビタ停止でのプラム揃いはリーチ目」
これはボーナス成立ゲーム及びそれ以降での等倍返し時に見られる光景ですが、ボーナス成立後の等倍返しではない通常小役での14・15枚払出し時には、左がこの位置にビタ止まりしてプラムが揃う事はありません。必ず左にスベリが入ります。
★「チェリー合わせが出来る」
元祖DDT打法とでも言いましょうか、通常時に発生する小役を片っ端から取り捲り、チェリーに於いては、2枚から7枚まで幅のある払出しを、確実に毎回7枚で取る事が出来る打ち方があります。 これは、どの機種でも共通して使う事が出来ます。 参考までに⇒「ユニバ系1~1.5号機のDDT」
(リール配列もコチラに出ています)
と言う事で、トロピだけ一部絵柄が違いますが、配列は同じですので、通常時は同じ打ち方(DDT)が出来ます。
★「BIG成立後の左リールの滑り」
DDT使用時では、左上段に赤7無しの単独プラムをビタ押しをしますが、BIGが成立して等倍返しがあった後では、左上段にプラムをビタ押ししますと、1~4コマのスベリが入ります。ビタ止まりした時は、必ず等倍返しのプラムが揃います。
で、この1~4コマのスベリなんですが、4コマ滑ると左上段には7が止まるんですが、何故か殆どの場合は3コマ以内のスベリでして、BIGが成立しているにも拘わらず上段に7を引き込みませんw
この辺の制御はかなり謎です…
さて、今度は相違点です。
★「BIG成立後の左リール停止位置」
ファイアーとアメリカーナでは、BIG成立後に左中段及び下段にプラム付きの7をビタ押ししますと、そのままビタ止まりします。
ところが、トロピカーナだけは、同じ左中段及び下段にプラム付き7をビタ押ししましても、多くの場合は7が枠外に落ちていきます。ビタ止まりしても、等倍返しのプラムが揃って、次のゲームからまた7が枠下に落ちるのを繰り返す事が多々あります。 これは共通項で挙げた「BIG成立後の左リールのスベリ」同様の謎制御です。 BIGが成立しているのに枠下に落ちるとは… しかも何故トロピだけ。(汗)
このお陰で、トロピでプナテンの画像を撮るのは骨が折れます…orz
★「BIG中1枚掛け逆押し」
ユニバ系6機種の攻略法の一つとして「BIG中の増やし」
、即ち「600枚抜き」とか「480枚抜き」と呼ばれるリプレイハズシの元祖とも言える打ち方がありますが、この中で1枚掛け逆押しで小役を獲得する打ち方があります。
この打ち方を使った時に、ファイアーとトロピでは問題なく1枚掛け逆押しで小役が揃いますが、アメリカーナだけは獲得枚数が290枚を超えると、最後に左リールを押した段階で小役を交わす制御が働き、必ず小役が揃わない位置で停止します。
何故、これがアメリカーナに有ってファイアーには無いのか、小一時間問い(ry
もっとも、トロピの場合はリール制御で交わすなんて面倒な事をしないで、獲得枚数が380枚を超えた時点でBIGが強制パンクで終了となりますからねwww
★「BIG中ボーナスイン時の制御」
ファイアーではBIG中小役ゲームでのボーナスイン時に於いて、スイカを揃えてボーナスインさせる事が出来ますが、アメリカーナではスイカをビタで狙っても絶対にテンパイしません。
リール制御に関してはそれ程違う箇所が思い当たりませんので、この程度となってしまいます。(汗)
今回はこれにて終了ですが、一応この後も第4回くらいまではある予定です。(爆)
宜しくお付き合いの程を…
関連記事:「ユニバ系1~1.5号機6機種の相違点 第4回」