ユニバーサル系1~1.5号機には、
★ユニバーサル販売
アメリカーナXX (1号機)
アメリカーナミント (1.5号機)
★メーシー販売
トロピカーナ7 (1号機)
トロピカーナ7X (1.5号機)
★瑞穂製作所
ファイアーバード7 (1号機)
ファイアーバード7U (1.5号機)
以上の6機種がありまして、リール配列や絵柄など見た目がかなり似ている機種たちでしたが、それぞれが微妙に異なったゲーム性を有してまして、似ているようでありがらも、かなり異なった特徴をそれぞれが持っていました。
そこで、実際にどういった違いがあるのか、私が最近気付いた点も含めまして、様々な角度から見た相違点をご紹介していこうかと思っています。
とは言え、こういった企画では大半の方が興味範囲外という感じが致しますが…orz
と言う事で、まず初回となる今回は軽めに、見た目やボーナス関連の話です。
アメリカーナ、トロピカーナ、ファイアーバードの3機種に於いて、アメリカーナとファイアーはリール配列とリール絵柄が全く同じですが、トロピだけはその2機種にあったスイカが無く、その代りにブドウが配列されています。
そして、そのスイカは2機種に於いてREGボーナス絵柄でしたが、トロピにあるブドウは単なる15枚小役絵柄でして、その結果、2機種に於いてREGボーナス絵柄が2種類ありますが、トロピだけはREGボーナス絵柄が1種類だけしかありません。
また、見た目でREGボーナス絵柄の数が違うだけでなく、トロピはREGボーナスの抽選確率自体も他の2機種に比べて低くなっており、BIGとREGのボーナス比率は、アメリカーナとファイアーが1:2に近い数値になっているのに対して、各設定に於いて1:1に近い数値になっています。
これだけを見ますと、トロピだけが違う機種みたいな様に思えますが、それ以外の面では別の機種が孤立しているモノもあります。
例えば、「天井」。
アメリカーナとトロピではBIG間で1000ゲーム(投入3000枚)に到達すると、強制的にBIGボーナスが成立する天井が存在しますが、ファイアーには天井がありません。
そして、「遅れ」。
1号機時代のアメリカーナXXとトロピカーナ7には遅れが存在しますが、ファイアーバード7には遅れが存在しませんでした。
しかし、1.5号機時代に入り、アメリカーナがXXからミントに変わりますと、アメリカーナでも遅れが無くなってしまい、1.5号機で遅れが搭載されていたのはトロピカーナ7Xだけになりました。
さらには、「BIG成立時の入賞」。
ファイアーとトロピに於いては、BIGが成立すれば直ぐに7を揃える事が可能です。
しかし、アメリカーナXXとミントでは、成立してもすぐに揃える事が出来ません。
これは、アメリカーナ2種だけが有する特異なゲーム性に因る物でして、アメリカーナ2種は、BIGボーナスが成立した後に一旦50枚のコインを投入する必要がありまして、投入し終わると、その分を小役として払い戻してからやっと7が揃えられる状態になります。
参考動画:「細切れ動画うp ~アメリカーナXXマニア向け動画w~」
最後に、「等倍返し」。
3号機までは、ボーナス成立後に中々揃えられなくても、小役としての払出しでその分を補填してくれる「等倍返し」が多くの機種で採用されていまして、このユニバ系6機種でも採用されていますが、機種によってその在り方が全然異なります。
まずアメリカーナとトロピカーナは、REG成立ゲームでイキナリ等倍返しの小役が取れますが、BIGは成立ゲームで小役を取る事が出来ません。これを利用して、ボーナス判別が可能です。
しかし、ファイアーはREGでもBIGでも、成立ゲームで等倍返しの小役を取る事が出来まして、この成立ゲームで小役が揃った段階では、まだどちらのボーナスが成立しているのか判別出来ません。判別は成立ゲーム以降となります。
この辺の違いは、各機種での等倍返しのシステムの違いによるモノです。
と言う事で、今回は比較的広く知られている事だけとなってしまいましたが、如何だったでしょうか?
次回以降では、もう少し突っ込んだ内容で頑張ってみたいと思います。
関連記事:「ユニバ系1~1.5号機6機種の相違点 第4回」