それからしばらくは、発作もなく小康状態が続きました。
自分では、症状がなかったので、病気を自覚しない生活でした。
でも、もやもや病は進行性の病気。
数年おきに替わる主治医の中には、時々MRIを撮る医師、薬だけ出して何もしない医師、色々でした。
これが私にはアンラッキーだったといえばアンラッキーでした。
数年後、以前のようなTIAではないですが、立ちくらみのような、座っているまたは寝ている状態からいきなり立つと、全身の力がガクッ、ガクッと抜け、立っていられなくなるような発作が頻発するようになりました。
神経内科の先生に相談しましたが、MRIをとっても古い梗塞の傷跡はあるが、新しい梗塞はないから、と取り合ってくれません。
その古い梗塞ですが、初めて大学病院に入院していたころにはなかった梗塞でした。
診断がついた時に見たMRIには、細かい点々のような梗塞はたくさんありましたが、数年後に撮ったMRIには、はっきりした大きめの梗塞が見られました。
以前のMRIは大学病院で保管しているため比較もできず、年数も経っていたため(多分10年くらい)保管されている保証もありませんでした。
それに、先生が新しい梗塞はない、というからには、昔の梗塞だったのでしょう(MRIを見れば、だいたい新しい梗塞か、古い梗塞かわかります)。
今思うと、その時に血流の検査などをしてくれていたら、もっと早く手が打てたのかな、と思いますが、その時は神経内科で見てもらうのが普通だと思っていたので、それ以上は言えませんでした。
続く。