戦後の職業野球は戦前と違ってステータスを得て大きく成長した。
その陰には戦勝国アメリカの占領政策の一つの
国技の野球を使ったと言われているが、
明治の時代から「異国のスポーツ」の中で一番人気乗った野球が
敗戦後の日本人にとって、特に男性は夢中になった。
当時の子供たちは、今以上に野球に夢を持っていた時代でもあった。
出版の世界でも数多くの「野球雑誌」が乱入してきた。
その辺はもっと詳しく調べていきたいが、
偶然、入手した昭和23年の芳文社発行
「野球少年 別冊小学生号」を紹介します。
表紙は左から巨人の千葉茂選手、大阪(阪神)の別当選手
詩人のサトウハチローの詩や歌があり、
また、イラストもかっこいい。
川上選手と赤バット
作詞:サトウハチロー
作曲:堀内敬三
作曲の堀内敬三は慶応義塾大学の応援歌
「若き血」を作詞作曲し、のちに「毎日オリオンズ」の応援歌も作った。
今も続く音楽専門誌「音楽乃友」を創刊。
サトウハチローの選手紹介
大陽ロビンス 真田重蔵投手
当時のスーパースターたち、皆さんはわかるでしょうか?
大下選手より前の子供に焦点が・・・・。
とても薄い雑誌ですが、
当時の野球人気がわかる雑誌でした。
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データ協力 日本プロ野球記録
データ協力 たばともクラシックSTATS鑑賞
データ協力 篠浦孝氏
2019年4月に発表した記事をアレンジしました。