2003年の福岡ダイエーホークスの打線は凄まじかった。

プロ野球の歴史でたくさんの強力打線が出現したが、

この年の福岡ダイエーホークス打線は

        相手球団が可哀そうになるくらいだった。

 

7月27日福岡ドームで対オリックス・ブルーウエーブ戦

オリックスにとって怪物達はいきなり襲ってきた。

 

初回、オリックス先発吉井投手に

ダイエー打線は容赦なく襲いかかり、

10連続安打などで46分の長い攻撃で11得点した。

吉井投手は1死だけで5安打、1四球で自責点6で降板。

その後もダイエー打線はオリックス投手陣を打ち込み

6回までに26得点を無慈悲に獲得した。

3回までに先発全員安打。

6回には柴原洋外野手がプロ野球新記録の30安打を放った。

それまでは1997年5月7日に西武がダイエー戦で記録した

29安打が最高だった。

(不名誉な記録を上書きした)

 

5番城島健司捕手は7打数6安打パ・リーグ記録を達成。

結局32安打、26得点でオリックスを26対7で蹴散らした。

先発全員安打、猛打賞6人、先発全員マルチ安打(2安打以上)と

猛打を見せつけた。

 

 

この日の試合はプロ野球記録として

1試合として最高打率.582

最多安打 32
 

プロ野球タイ記録の  イニング最多安打  10

パ・リーグ新記録 最多打数 55 を残した。

 

 

 

 

 

2003年のダイエー・ホークスはこの試合に代表されるような

超爆裂打線で1試合20得点以上が4試合、

チーム打率.297、チーム安打1461本、最多二塁打 275

最多塁打 2265塁打、3割打者6人など、

打撃のシーズン記録を塗り替えた。

 

超爆裂打線でダイエーホークスは3年ぶりにパ・リーグの覇者になり、

日本シリーズも阪神タイガースを破り、日本一となった。

 

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データ協力篠浦 孝氏