6月19日は野球の世界では記念すべき日です。
今からさかのぼること162年前の
1846年6月19日、マンハッタンの西ハドソン川の向かい側
ニュージャージー州ホーボケンという場所で
ニッカーポッカーズ 対 ニューヨーカーズの試合が行われました。
世界初の体外試合が行われた日なのです。
簡単に野球の歴史を調べると、
クリケットを起源としたバットとボールを用いた競技は
新大陸でふたつに分かれて進化した。といわれています。
タウンボールとベースボール。
マサチューセッツ州ピッツフィールドの研究者が、
町の広場の大教会から80ヤード以内で野球を行うことを禁じた
1791年の法令を発見した。
このことから、当時の野球の元祖は360度どちらでも打てる
「タウンボール」は選手達が窓を割り、植木を踏み荒らし、
街の商売を妨げていたことがわかる。
ニューヨーク市周辺で広まったこの球技は、改良の末
9人前後からなる2チームが対戦する方式で広まっていった。
選手はニューヨークで商人、弁護士、銀行員、保険会社の社員など
午後3時を過ぎれば仕事から解放される人々で、体を鍛える事を楽しみとして
野球に打ち込んだそうだ。
その中から、自警消防団員も勤める銀行員
アレクサンダー・カートライト(1820-1892)が
1845年ごろ、現在のベースボールの野球規則を作り上げた。
それでも、今のルールや審判の位置などはだいぶ違っていました。
一番違うのは21点先にとったチームが勝利という店ではないでしょうか。
そして、野球の父といわれる
カートライトが1945年9月24日に新ルールによるチームを結成したのが
ニッカポッカーズなのです。
野球史に残り、今でも語られるニッカーポッカーズですが
ニューヨーカーズ(ニューヨーク・クラブ)との試合は、
結局 1 対 23 の大差で負けてしまいました。
しかし、この頃の野球はあくまでも体力づくりと地域交流のための
スポーツだったため、メインは試合後のパーティーだったようで
両チームの家族や友達と共に食事やお酒を楽しんだようです。
そして、歴史的な試合の26年後、日本にやってきたのでした。
参考文献:野球~アメリカが愛したスポーツ~:講談社クロノス選書