日本ではじめて野球をしたのは誰だろう?
どこでやったのだろう?
そんなことを、子供の頃から考えてきて、本を読んだり、調べたりで
場所は20年くらい前から知っていましたが、何しろ古いことなので、
具体的にどこにあるのか?なんてことを考えて行動まではいたりませんでした。
数年前、野球史の書籍を呼んでいて、
神田神保町に記念碑が出来たことを知って、
「いつか行きたい!」と心に決め、時間だけが過ぎていきました。
5月末に仕事でお茶の水に行くことがあり、
待ち合わせの空いた時間に行って来ました!!
日本野球発祥の地に!!
神保町の学士会館の隅に、ひっそりってほどではなく
堂々と巨人の星のオープニングのごとくそびえ立っていました。
高さは2メートル近くありますが、手首に硬球をかざしているので
夜は少し怖いかもしれません。
日本政府のお雇い教師の誘いに応じて、明治4年8月に来日した
ホーレス・ウイルソンはその時28歳、妻と、息子を連れ立ってやってきた。
東京大学の前身、開成学校に赴任し、数学や英語などを教えていた。
ホーレス・ウイルソンは最初簡単なノックを打って学生達に
「外で運動しろ!」という気持ちで、自分も楽しんでいた様子だそう。
残っている文献などによると、
明治5年ごろ、第一大学一番中学(その後開成学校)という洋式の学校で
初めてホーレス・ウイルソンがやり始め、その後この学校で
大きく広まり、明治20年代に一高野球(東京大学の前身)の全盛になっていった。
明治5年頃(野球という言葉無かった)は
文明開化の日本においていかに先進国に追いつくか!ということが基本だったので
学生は勉強ばかりやっていて、課外の遊びとして導入し、
ゲームとしても、単に体力づくりを超えた面白さが
当時の日本の若者には新鮮なものとして、受け入れたようです。
とにかく、この地で136年前にひとりのアメリカ人教師が
貧弱な体の日本人にノックをした場所が学士会館のあるところなのだ!
煎ってみたらあっさりした解説がありますが、
お昼帰りのサラリーマンも信号待ちの間に
「ここが野球発祥なんだ?!」と言いながら見ていました。
ひとり、昼下がり野球のロマンに浸ったひと時でした。
参考文献:日本野球はなぜベースボールを超えたのか(佐山和夫)
- 日本野球はなぜベースボールを超えたのか―「フェアネス」と「武士道」/佐山 和夫
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