お楽しみの"とらやの羊羹"に、生普洱茶を合わせました。
雲南省南部の西双版纳、大益七子饼茶(生普)
数字が表しているのが、
⚫︎7542⋯1975年の配合、4等級の茶葉を用い、2は工場の場所(勐海)を表す。
⚫︎902⋯2009年製造した第2番目ロットの茶葉。

大益は、旧国営工場の大手企業グループである為、品質も価格も安定しています。

このように平べったく丸く圧縮成形したものを、饼茶といいます。 

 
その昔、
馬で運ぶ便宜上また品質の為にも、体積を小さくし保存にも適した緊圧茶ですが、
清代に、サイズを統一する政策が打ち出されました。
何故なら、重さにより茶税を徴収し、管理しやすくするためです。
一饼を357gと決め、七枚セットで七子饼としました。
7枚だと、357×7=2499
包装紙などを含むと、およそ2500g=5斤となるからです。


こうして、普洱饼茶は急速に普及しました。
茶湯はとろみを帯び、お花と蜂蜜のような香り。
紫砂壶(日本でいう急須)で淹れると、とってもまろやかになります。 






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