麻绳鼓とは、清代に農家で麻縄を作るのに使われた道具です。これで麻糸を押さえて、縒って麻縄を作ったそう。
それが時を経て、その装飾の美しさから、今は置物や茶宠(お茶ペット)としても使われています。

これは、2019年上海茶博覧会で見つけました。
この上に茶器の蓋を置くことも出来ます。



上海茶博覧会は、年に春と秋の二度開催されているもので、私も上海で生活しているときに、とても楽しみにしていたイベントです。


主に、お茶に関係する、茶葉や茶器などの店舗が並び、展示やパフォーマンス、そして試飲もたくさん出来て、もちろんその場で購入も可能。

四日間開催されましたが、私は本帰国が控えていたので、名残惜しくて三日通いました。

この麻绳鼓に惹かれ、何度もお店を覗いているうちに、お店の人がこっそり値引きしてくれて購入。連れて帰って来ました。
これにも蝙蝠が。しかも五匹。
五つの福がやって来るといった、素晴らしく縁起の良いデザイン。




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