Are you going to Scarborough Fair?

 アコースティックギターから奏でられるイギリス民謡に、二人の透き通った歌声。聞く者を思わず遠くの世界に誘うこの曲。懐かしく、悲しく、そして美しい。

 出会ったのは、中学の英語の授業だった。歌詞の書かれたプリントが配られ、メロディーと共に歌う時間があった。ビートルズや他の歌手の曲も歌ったが、なぜかこの曲に惹かれてしまった。

 パセリ、ローズマリー、タイム。まだ嗅いだことのないハーブの名前。かつては恋人だった彼女、そしてまた彼女になるだろう。何かを託された気分になった。

 この曲は誰に何を託したかったのだろう。

 先日動画サイトでいきなり二人の懐かしい姿が出てきたので思わず聴いてみた。

 そしてまた何かを託されたような気分になった。