観葉植物を世話する役割を任せられている。基本的には、水やりをすればいいわけだが、これだけでいいのかと思うこともある。

 シモーヌ・ヴェイユは、「光は、圧力をかけることなく重量もない。だが、光のおかげで植物や木々は、重力にもかかわらず空に向かって伸びる。」と言った。

 観葉植物はカーテンの内側にあり、直接光を浴びる場所にはない。この酷暑では、かえって外に出さない方がよかったのかもしれない。誰が置いたのか、「液肥」と書かれた小さな容器がそばにあったので、ほんの一滴ずつ垂らしてみた。すると数日後、しんなりしていた葉は真っ直ぐになり、更には新しく葉をつけていた。

 これからも、彼らは適度な光を浴びて成長を続けていくことだろう。今日も彼らに水を与える。彼らが必要とすれば液肥をやろう。