I子さんの誕生会 | 地球一周の船旅 * その後

地球一周の船旅 * その後

時折、地球のどこかを漂っているそよ風のひとり言です

6月1日(日) 19日目 I子さんの誕生会
        北緯15°東経58° 速さ12.7ノット

昨日、虹が出ていた時、「虹が出ると、海が荒れるよ」と言っていた人がいたが、当たっている様だ。
今日は、航海が始まって以来初めて、波が荒い。フラダンスをしていると、意図せずにふらふらする。
波が荒いと眠くなる、という人もいる。これも、今の私には当たっている。(単に睡眠不足だけかも)
波は荒く、遠くに白波が立っていて、今日も又、美しい。

毎日、海や空をみて、地球と自然を満喫し、充たされているが・・・
その地球も、人類も、危機に瀕していることも、このPBでは思い知らされる。

シンガポールから乗船した水先案内人のフォト・ジャーナリスト豊田直巳氏の「フォーカス中東紛争」
講演が25日から連日開催されている。パレスチナ関連、湾岸戦争、イラク戦争等の、原因・難民・その他
の問題点を取り上げるシリーズである。
昨日は「戦争が残したもの~地雷・クラスター・劣化ウラン~」という題で、3つの爆弾が残した悲惨な
過去・現在・未来を語られた。
今日、偶々、貼りだされていたニュースに、30日にクラスター爆弾禁止の国際会議が開かれ、参加国が
禁止条約を批准したが、米・中・ロは会議に欠席だと。ああ、大国の横暴は続くのだ。
自衛隊にもクラスター爆弾はあるし、少なくとも良い方向へ1歩前進。
劣化ウラン爆弾の話は、前にも聞いたことがあるが、状況は更に悪化しているようだ。アメリカは
イラク戦争で、劣化ウラン爆弾を使用したが、現場の兵士達には何も知らされていなかった。
被爆による被害が顕在化しつつあり、今後、益々増えていくだろう。何しろ、半減期が45億年とかいう
ウランのことだから、早急に手をつけなければ、って、遅すぎることは、一杯あるけれど。
私達市民が声を上げなければならない事は、限りなく多いなあ。

さっき、第60回PBクルーズの南極大陸の映像を見た。
正に、青と白の世界、涙がこみ上げて来る。やっぱり、あの青と白の世界に会いに行きたくなるよなあ。

夕食の時、同室のI子さんの誕生会をした。同室3人と、同室K子さんの妹さんの同室3人と、他に2人の
計8人で丸テーブルを囲む。誕生会出席の条件は、着飾ることと楽しむこと。K子さんは、極めて個性的な
ファッションの人である。布が大好きで、シルクやインド綿の布で貫頭衣を作り、何枚もの貫頭衣を重ね、
頭に別の布をターバン風、アラブ風に巻きつける。常に人目を引き付ける。教職稼業を絵に描いたような
I子さんが、K子さんの布を纏ってもらって、大変身。船上生活エンジョイの巻、その一。
7月に2人、8月に私を含めて2人の誕生会予定。