~さがしつづける旅路~

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2012.5.21 父が他界しました。

自殺でした。

父を亡くした私の心の整理のために書いてます。

苦手な人は読まないでくださいm(_ _ )m

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*ジャンルの中の「ブログ」と「リアルタイム」は

 いままでの話の経緯とは関係ない内容の記事になっております
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多額の不渡りをつかまされた父の会社は成すすべなく倒産した

連鎖倒産と呼べるのだろうか。


私は夜逃げし石川県に向かう車の中で

母から父の会社が不渡りをつかんで倒産したことを聞いた


当時10歳だった私は父の良いところしか見ていなかったし

会社が倒産したなんてにわかに信じられなかった


(父の事業拡大と子会社への投資が大きかったことはもう少し後になってから聞いた)




しかし


実際に夜中に荷物をまとめて逃げている現実の前に

信じざるえないことを得心する


会社は前のめりに倒産したため

貸付を行っていた銀行等の担当者は会社から責任を取らされ処分された


父はたくさんの方々に迷惑をかけ

恨みをもたれる身柄になった


倒産を知った債務者が感情を高ぶらせ自宅に取り立てを行い

家族に危害を加えるケースもあるため子供を避難させる必要があった


そのために叔母の家から学校に通わせ様子をみたが・・・

いよいよ危険だと判断して

母は子供たちを連れて血縁関係のない友人が住む街に逃避することにしたと教えてくれた





まだ4歳と1歳の妹達が後ろの席で寝ていた


私は「幼い妹たちが不安にならないよう明るくしないと!」と使命感を燃やした




そして


少しでも母の助けにならなきゃいけない・・・


強くならきゃ・・・


強くならなきゃ・・・


そう思って過ごすようになった

不渡りをつかまされ

父は夢の終わりを悟った・・・



自分が創った会社が終わる日がくるまで

得意の夜遊びにふけった


お酒に逃げたと母は言った



毎晩遅くまで飲み歩き泥酔して家に帰った


母はその様子に憤慨した



自分が何度何度も苦言を呈しても

聞き入れずに急速に事業を拡大し投資したコトなど


さまざまな悔しい想いが母の心中を巡った



不渡りをつかまされてから

必死になって資金繰りに奔走せずに

諦めて泥酔を繰り返す父の姿に憤慨した


「例え無理だとしてもね!何で努力しないのよ!何で必死にならないのよ!」

そう言って泥酔した父を責めたてた


きっと父は家に帰ると母に責められるから

帰りたくなかったのもあったのだろう・・・が・・・。


私は寝ててさっぱり記憶にないが

母に責めたてられた泥酔状態の父は感情のままに

2階から扇風機を投げ飛ばしたエピソードもあった




最後の日が近づいたころ



父の行方が突然わからなくなった


胸騒ぎがした母は思いつく四方八方を探したが連絡がつかない


「あの人・・・もしかして・・・死ぬつもりじゃないかな・・・」




母の胸騒ぎは収まらない



母は大阪へ向かった



そう。。。



父方の祖父のところに向かったのだ




母は義父と対面すると関をきるように今まで経緯を話した


そして


「お金を貸してください」と頭を下げた


「○○さんにもう一度チャンスをください」

「今度の失敗は彼も反省しています」



祖父は感情なくたんたんと答えた

「○○にお金を貸す事はできない」

「そんなのにお金を貸してもドブに捨てるようなものだ」

「残念だが会社は潰して再起を考えなさい」


母の願いはばっさりと切り捨てられた




その直後

祖父は実は父も少し前にお金を借りにきて諦めて帰ったのコトを

口止めされていたが母にもらした



それを聞いた母の胸騒ぎは頂点に達し

祖父にぶちまけた


「お金を貸してください」

「あの人・・・・」

「死ぬつもりかもしれません!!!」

「死んじゃうかもしれないんです!!」


母は嘔吐しながらに涙ながらに懇願した





祖父は冷たく答えた

「これで死ぬなら○○はそこまでの男だ」

「どんなに頼んでも答えはNOだ」


母は諦めて帰路に着いた






この一連の祖父の行動は

父を叱咤し再起を促そうとした様にも受け取れるが

その時の温かみのない対応は父も母も生涯忘れることはなかった







後日談だが


父はこのとき本当に保険金自殺を考えており

交通事故なら保険が降りると知り

車を走らせていたが

結局、実行に移せずに一晩中運転していたという


母の持っていた女の勘は見事に的中していたのである

夜中に家にこっそり帰り荷物をまとめた私達は

愛知県を離れ母の友人の住む石川県に向かった


母はその車中で


「○○○はお兄ちゃんだし」

「自分で納得しないと駄目な子だから・・・」

「お母さん、今から全部話すよ」と


私に話し始めた


母はまだよくわからない会社の仕組みを丁寧に私に教えながら話した



(以降は後々知ったことも加えながら書いていきます)



父が起業した会社は上手に軌道にのり成長していった

何人かの営業マンも育ち会社を支えた


特注の機械をお抱えのメーカーたちに作らせ

取引メーカーを指導し育てていった


機械の技術のあるものを他社から引き抜き

商社でありながら自社でサービスマンを雇ってフォローをさせた


売上は右肩あがりに上昇し

人材広く集め増員しさらなる売上を作っていった


しかし


その事業拡大は危険なほど早く

会社の台所に余剰金でき、少しの余裕ができる・・・なんてことは皆無であった


経理をしていた母は父に何度も何度も苦言を呈したが

父の前進は止まらなかった



父も自信があったのだと思う




そして父の計算を狂わす2つの出来事があった


育ててきた取引先メーカーの一社が育ってきたの良かったのだが、技術がつきお客がついてきたら
こちらの指示に従わなくなってきたのだ


父は取引先メーカーがあるユーザーと勝手に取引を始めたのに激高し

だったら自分のメーカーを立ち上げる!と意気込み

父は元の機械商社とは別に会社を設立し機械メーカーを作った

(その会社の後身が今現在私がいる会社である)



母はこれに猛反対したが末妹を身篭っていたため

父を制御しきれず父は思いのままに会社をつくり

人と資金を注ぎ込んでいった


なにせ機械を製作するとなれば

さまざまな設備が必要になり運転資金が必要になる


まだ余剰金もなく多額な資金は全て借金で賄われた


母は末妹を産みすぐに職場にもどると資金繰りに追われた



見た目は右肩上がりの勢いのある会社だが

実状は利益が右肩に上がらなければ成り立たない会社となっていた




会社は伸びることによってのみ

保っていたのだ




そんな中2つ目の事件が起こる


取引先のお客の会社が不渡りを出して倒産したのだ。。。。



父の会社は大きく焦げ付き

多額の資金の回収ができなくなった。。。。


会社がもう持たないのは

内情を知るものであれば火を見るより明らかであった


連鎖倒産へのカウントダウンが始まった