２月１４日、はるばる遠くから十数匹の子ワンコが
新しい家族と出会うためにわんだふるにやってきました。
そのうちの４匹をふーみんが一時預かりをすることになりました。
今回やってきた子ワンコの名前には
男の子には『郎』、女の子には『子』
をつけましょうという事になり
上から熊五郎・イチロー・丈一郎・廉太郎
と名付けました。
２月１６日、そのうちの１匹を預かりボランティアさん宅へ連れて行くことになりました。
『扱いやすそうな子を連れて行って』
とふーさんに言われたふーみんは
悩んだ結果、ビビりだけど大人しい
『廉太郎』を連れて行くことにしました。
ところが当日、廉太郎が咳をするようになってしまいました。
体調の悪い子を連れて行くわけには行かないと、
急遽、人懐っこいけど動きが激しい
『熊五郎』を連れて行くことにしました。
預かりボラさん宅へ到着し、一通り説明してから
『仮の名前ですけど、熊五郎っていいますのでよろしくお願いします！』
とお話ししたところ・・・
預かりボラさん、涙ながらに話してくれました。
『くまごろうは先代ワンコの名前です。・・・どうして？・・・
病院に行ってもどこへ行っても不思議がられる名前だったのに・・・。』と。
その３日後です、『くまごろうを家族に迎えたい』とご連絡いただいたのは。
先代ワンコをなくしてまだ日も浅く、
もうワンコを飼うことはないだろう、
あったとしてもいつか小さな犬を・・・
と思っていたそうです。
そんな時、わんだふるを知っていただき
『１ヶ月くらいの預かりだったらできるかもしれない！』
とご連絡をいただきました。
大きくなりそうな子だし、飼うつもりはなかったそうですが
先代くまごろうが繋いでくれた縁を
里親さんは見逃しませんでした。
もし廉太郎が咳をしていなかったら・・・
このご縁はなかったでしょう。
もし熊五郎の名前が太郎だったら・・・
数々の奇跡がこのご縁を結びました。
動物の力って本当にすごいです！
これは偶然ではないと私は思います。
その証拠に
『家族に迎えたい』とご連絡をいただいた翌日から
廉太郎の咳は止まりました！
熊五郎改め涼久くん
先代くまごろうに負けないくらい幸せになるんだよ
里親様、涼久くんをよろしくお願いいたします。
続く・・・
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