ショックで震える統治体の決定 ① | JWは電気羊の夢を見るか

JWは電気羊の夢を見るか

エホバの証人とハルマゲドン

 

※ 統治体とは、

エホバの証人という宗教組織の中枢で

あらゆる事を決定するトップ集団のことです。

 

 

 

ずっと不思議だったんですが、

エホバの証人って「讃美歌」と言わず

「賛美の歌」って言うのは、なぜ?

他のキリスト教とは違う、っていう自己満足?

 

 

幼少より繰り返し歌った讃美歌に

こんな歌詞があります。

 

 

堅く立て 世の終わりぞ

サタンおごりたけるも

主に頼り臆するな

敵はヤハの名 消さんとす

此は皆正されん 証し人らにより

ヤハの兵士は 世に染まず

人を喜ばすことなく

世の安き求めず 常に忠誠を保つ

強く進めよ証し人

神の奉仕に歓びつ 行きて語れ

広く遠く 神の秩序 近しと

 

 

【敵】とか【兵士】とか。

讃美歌じゃなく軍歌でしょ、コレって。

この曲が載せられた賛美歌の本は

後に廃版になりました。

エホバの証人は、子どもたちも

宣べ伝える【兵士】になるよう訓練します。

 

公式で「廃止」と記載の神権宣教学校では

(卒業はない学校だったはずなのに…)

伝道活動の あらゆるテクニックを学び、

大人と全く同じ訓練を受けました。

大抵の2世は小学生で入校。

早くも小・中学生でバプテスマを受けて、

正式に叙任された神の奉仕者になる子も。

(塔2011 6/15 p. 3〜幼い時からの訓練)

 

※イエスに倣って、

洗礼ではなく浸礼という点には拘るJWですが…

イエスのバプテスマは30歳頃なのに、

組織はなんでソコは

聖書に厳密に従わないんでしょう?

 

 

 

 

戦時下(終わりの日)の子ども兵士には、

平穏や休息などありません。

休日も集会・奉仕に連れ回されて。

安らぎの場であるはずの家でも、

鉄砲玉(鞭)が飛んで来たりでは

心身共に疲弊してしまいます…

 

エホバの証人が【畑】と呼ぶ場所、

学校も伝道区域も、2世の子にとっては

油断できない【戦場】です。

家から家の伝道では

同級生の家に当たらないか

ヒヤヒヤです。

男子は【七五三】状態の

ネクタイにスーツで伝道するので、

遠くからでも目立ってバレバレです。

 

私の実の兄弟(ブログ初登場)は、

同級生にバレても

「それカッケーな」と

七五三を褒められる稀なケースで…

なぜなら

ずっとイジメを耐え忍んで

祈っても祈っても神は全く助けてくれず

とうとうブチ切れて殴り返し

ボスを秒で封じたから💦

 

 

 

  ***

 

 

 

アフリカなど

今も世界中で問題になっている

リアルな【子ども兵士】は

過酷で劣悪な環境にいます。

 

私が初めて

【子ども兵士】の存在を知ったのは、

ある映画を観た時のことでした。

これまで沢山観て来た中で、

一番衝撃を受けた映画です。

 

エホバの証人現役時代に見たのですが、

その時は気づかなかったんです。

その映画で描かれている

カンボジアのポルポト政権下と、

エホバの証人組織には幾つか共通点があることを。

そして今

統治体がカンボジアでの伝道活動を

強化しようとしてることを、

ブロガーさんの情報から知って

ショックで震えが止まりません。

 

(つづく)