マンチェスター・UVSリヴァプール 0-5 得点者:ケイタ、ジョタ、サラー、サラー、サラー

 

 

 こちらのナショナルダービーを観戦しましたけども、後半途中で睡魔に襲われてさすがに眠ってしまいましたよ笑。何だか最近はもう、深夜の1時を過ぎますと猛烈に眠くなります笑。欧州サッカー観戦に向いていない体にどんどんなってきているような感じが笑。それが何だか、寂しいような、逆に健康のようなで、複雑なのですがね笑。やはりこのユナイテッドとリヴァプールと言う、二大クラブはイングランドを代表する名門クラブでありまして、常に優勝争いを演じてきたと言いましょうかね。ただ、自分が物心ついた時には、まず圧倒的にユナイテッドが強くて、リヴァプールがまあ、その後を追うと言いますか、正直タレントがいて強くもあるのですが、なかなか優勝争いには絡めていない記憶があります笑。しかし、時代は変わって、今や全く逆の構造と言いますかね。これが面白いですよね。今やユナイテッドが脆くて、リヴァプールが盤石な強さと言う。このまず、構図の移り変わりが面白いなと思いますね。とは言っても、ユナイテッドもさすがにホームでこれはやられ過ぎですよね笑。さすがに自分も呆気に取られて見ていました笑。何と言いますか、これが正に、整備されたチームとそうではないチームが、ガチンコでぶつかった時の、まるで漫画のような試合になったのかなと笑。スコアでも圧倒的大差ですけども、内容でもユナイテッドには褒めるべき点がほぼなかったと思います。終いには退場者まで出す始末で、はっきり言って、後半はもういらなかったんじゃないでしょうかね笑。一矢報いるような、そんな元気すらなかったと思いますよ。まあ、それだけリヴァプールの迫力が勝っていたという事ですよね。

 

 最近のサッカー界では、名門クラブ同士の対決、言わばダービーであったり、ビッグマッチと呼ばれるような試合であっても、こういった大差がつく試合も珍しくない感じがします。これまた一昔前であれば、どちらも出方を伺うので、意外と固い試合になったりする事も珍しくなかったと言いますか。寧ろ、1-0とかのロースコアになったりする事がまあ多かったのではないでしょうかね。差が付くと言っても精々2点差が良い所と言いますか。しかし、今や4点差、5点差と言うのが、結構頻発するイメージがあるんですよ笑。まあ、そもそも、サッカーで5点も入るという事自体が、昔はそんなに考えられなかったのではないでしょうかね。まあ、代表の試合なんかになりますと、またちょっと違った風味にもなりますが、この欧州のクラブ対決、特にプレミアは大量得点がまあ多い印象を受けます。結局、「前からのプレス」という守備体系が当たり前になったと言いますかね、その影響は非常に大きいと思います。昔みたいに自陣にブロックを敷いて、亀になるという、古き良きモウリーニョスタイルが流行らなくなってきていて、ガンガンプレスに行って、相手にボールを自由に支配させないという戦術がビッグクラブだろうがスモールクラブだろうが、割と主流なのかなと。そこでまあ、ユナイテッドもリヴァプール相手にそれを演じたのでしょうが、はっきり言って、この戦術は当たり前ですけど、相当整備されていない事には、寧ろ、守備がザルになるわけですよね笑。ましてや、リヴァプールなわけですから、スペースを彼らに与えれば、どんな事になるかなんて言うのは、皆わかっているはずで笑。まあ、ホームでユナイテッドが下手に消極的なサッカーをできないなんていう、言わば「意地」とか「プライド」みたいなものがあったのかもわかりませんが、何度も言いますが、5点奪われて負けているようでは、そんなプライドなんて捨ててしまった方が良いですよね笑。

 

 何か希望が見えたかと言われたらそうでは無いですし、どちらかと言うと、もうさすがにスールシャールの限界論が臨界点に達していると言いますか笑。恐れていた事がただ目の前で起きているだけであって、その兆候は昔からあったわけですよね笑。別に不幸な事故が起きたわけでは無くて、露呈していた問題を特に意識していなかったせいで、この大敗が起きたのだと思いますよ。まあただ、自分は別にユナイテッドのファンと言うわけではありませんが、スールシャールが未だに解任されない理由が謎ですよね笑。普通のクラブならまず間違いなく、解任だと思いますが。良い後任が見つからないのかもしれませんが、今のスールシャール政権を続けるよりは、誰がやってもマシのような気もします笑。ユナイテッドの資本はお金にも確か余裕があるはずですから、何かこう、危機感が薄いのが不思議と言いますかね。お世辞にも、クロップ、トゥヘル、ペップ等々、こういった錚々たる監督たちの中で、凌ぎを削るような、そんな器はさすがにもうないでしょう。実際結果がそれを示しているわけですからね。何か自分は今の日本代表にもちょっと似ているような気がしますね。まあ、日本代表の場合は、視聴率が下がっていたりとか、ちょっと代表人気にも黄色信号が灯っているので、まだわかり易い危機が迫っていると思います。ただ、森保監督の体制を続行する理由は、単に協会の責任逃れであったり、あるいは単純に森保監督が「人」として使い易いだけであったりとか、まああんまりサッカーの本質とは関係ない理由が主だと思うんですね。このユナイテッドのスールシャール監督の件に関しても、似たような感情だと思うんですけどね。チームの成績は振るわなくても、最悪、チームの経営がそこまで酷くなければ、早い話、「このままでいい」という、まあビジネス先行型と言いますかね。そういう考え方に落ち着いているのかもわかりません。まあ、もしかするとこれはプロスポーツに限った話ではないかもしれませんが、やはりその日暮らしの感覚で物事を考えていますと、いずれこういう痛い目を見る可能性が高いですよね笑。気付けるチャンスがあるわけですから、どこかで切り替えた方が得策だと自分は純粋に思います笑。