男たちの挽歌2その9與仁者無敵。 | 満堂紅のブログ

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男女の刺客です。後ろの彼が彼女の着物の襟もとに手を入れているのは「手がかじかまないように」って感じで、(なんせ雪がもりもり降っている設定なので)演出のひとつだと思います。


「傅紅雪、その手で剣が握れるの?」



女の刺客が問うているのですが、これどういうイミかちょっと分からないです。(紅雪は手袋をしているので、そんな手で剣が扱えるのか?といった意味かなとか解釈していますが)





で、その後男の方が先に「紅雪」にかかっていくのですが、あっと言う間に胴体を分断されて死亡・・。

続いて女の方も向かっていきますが、「紅雪」の敵ではなく、いったん動きを止められますが背を向けた

「紅雪」の隙を突き、背後から彼の右足のふくらはぎに剣を突き刺し・・。怒った「紅雪」は彼女を瞬殺。

それ以来、「紅雪」は右足をずりずりと引きずりながら歩きます。


刺客を倒した後、歩み寄って来たのは「紅雪」の母「花白鳳」。


「彼らは私が呼んだ」


などと言い・・更に


「敵に情けなど無用、お前のその足の怪我を教訓にするのです。20数年待ち続けた仇討の時は今」


「紅雪」は母に促され、とある場所に向かいます。





こちらは「葉開」で、ここは砂漠(?)のような荒涼とした平原の一角にある村。この辺は「辺城~」と同じです。少し違うのはこっちの「葉開」は自分の靴の裏に穴が開いているのをぼやいているところです。その後

「相聚楼」(シャンチーロウ)という宿屋に入るのは同じなのですが、「辺城~」では正面の扉を開けた際に

外へ出ようとしている「紅雪」とはちあわせになり、どっちが道を譲るか??なんてシーンがあります。

(結局、「葉開」が道を譲りましたが)





中に入ると、正面奥に鎮座しているのはこの宿屋の主人「粛別離」。彼は「辺城~」では「葉開」と対決するのですが、(神刀門が襲われた日の夜、粛もその場にいました。その際、両足を膝のあたりから切断されて、杖をついています)「葉開」から


「自分は白天羽の私生児だ」


と打ち明けられ、「神刀門」襲撃の夜の記憶が蘇った「粛」は「葉開」が復讐に来たのだと思い、彼に襲い掛かるのですが、「葉開」は復讐する気などさらさらなく「粛」のとりこし苦労で終わるのですが、こちらの

「仁者無敵。」の方では、「粛」は「葉開」を追廻し(というのは、「葉開」にはやはり復讐などする気はないので、全然「粛」を相手にしないのですが、「粛」は「葉開」を殺そうと付きまとうのです)






つぎにやってきたのは「紅雪」と恋仲になる「翠濃」です。ちょっと写真分かりにくいですが、手前の兄さんにキスしているのが、「翠濃」です。このチャラい感じの兄さんは「翠濃」の客で、(「翠濃」は「相聚楼」の妓女です)このシーンのほか、後でまた出て来ます。


次回に続く。





「男たちの挽歌2」続きです。


通報でパトカーが駆けつけ・・。






女の子を抱きかかえたまま、呆然とする「ルン」さん・・。彼の大事な人たちが次々と死んでゆき・・。

「ルン」さんの心は今や崖っぷち・・。






息を引き取った「サム」彼もまた、「修羅」の世界から逃れることができなかったのですね。







「阿サム!!」


叫ぶ「ルン」さん・・。





事件後、精神病院の隔離病棟に閉じ込めらている「ルン」さん。彼の心は完全に「崩壊」してしまったのか

、何を聞かれても反応がありません。


次回に続く