12月21日は半田市SL資料館の当番日でしたが、機関車のすべり止めの砂をパッケージングした合格祈念切符の配布も行われ、10時開始でわずか20分で200枚を配布完了しました。この時は延べ200人のお客様が来られましたが、雨のせいか、一般の見学者は6名に留まりました。いつもは機関車の説明で忙しいのですが、今日は前面展望DVDを鑑賞したりして、まったりと過ごせました。
さて、課題のサンドボックス(砂箱)です。3両とも手動式で、原形の1本から2本に改造されています。西濃鉄道2105号機の西尾さん写真に鮮明に写っており、これを模型化します。
まず原形の1本が出ていた孔と、作用ロッドの軸孔を埋めました。裾は真鍮板でこれも併せて半田で固定しました。
砂撒き装置部分の座板は、リベット打出し機を使って左右のボルトと砂撒き管用穴と作用軸のマーキングを行いました。写真の先行試作は左右ボルト間隔3㎜としたところ、やや大きいので2.5㎜間隔に変更しました。
6枚作りました。この時点で砂撒き管取り出し孔間隔は1㎜となっていました。
余剰のボイラーがあったので、3輌分をネジ止めして3つの取付位置が揃うようにしました。ここまでやって、砂撒き管間隔が1㎜では離れすぎなので、0.5㎜間隔で座板を作り直しました。
作用軸の穴Φ0.4と砂撒き管の穴Φ0.5を砂箱本体に共明けし、Φ0.4線の軸とΦ0.5砂撒き管を差し込みました。砂撒き管根元にはパイプをつぶして被せて、根本の座のボス部を表現しました。
3輌とも無事砂箱を取付けることが出来ました。課題をクリヤして安堵。あとは粛々と進めるだけなので、正月休み中には終わりそうです。来週はまた貨車研究会なので、そのレポート(関西鉄道と山陽鉄道由来のワ1形)もまとめることにします。




























