小説書きます -2ページ目

僕は君を守ります。第一話⑤

「今日は本当にごめん。」ナナとミミはマリに謝って来た。「気にしなくていいよ。完売出来てよかったよ。」と言った。ユウ君に会えたこと、一緒に手伝ってくれたことが万里にとっては大きなことで、二人のことは全く憎んでもいなかった。「じゃあ、今日はナナとミミに美味しいご飯とケーキをおごって貰おうかな。」と言った。「分かった。」とナナとミミは言った。「ご飯食べに行こう、ナナとミミのおごりだから高い物いっぱい食べよう!ケーキは10個は食べたいな。」と言った。「太るぞ!」とミミが言った。3人は笑いながら事務所を後にした。

僕は君を守ります。第一話④

次の日、その次の日と時間が過ぎていった。ついに最後の日がやって来てしまった。今日中に後400枚も売らないといけないのだった。ナナとミミは諦め気味だったが、私はまだ諦めたくなかった。いつものようにネックレスを付けた。「ユウ君、約束守れないかも知れないよ。」万里は一人ごとを口にした。
いつもより早めにCDショップに行った。開店時間が迫って来たのにナナもミミも来ない。二人が来ないまま開店時間になってしまった。二人にメールだけして販売を始めた。万里はだんだん自信が無くなって来た、自分ではやっぱり駄目だったのかな、諦めようとした時、「マリ、俺も手伝うから頑張ろうよ。諦めてたら先はないよ?最後まで頑張ろうよ。きっと良い結果になるよ。頑張ろう。」ユウ君の声が聞こえた。私はユウ君との約束を思い出し、今まで以上に元気を出して、笑顔で販売した。閉店間近に400枚も有ったCDが完売した。万里はナナとミミを呼び出して、事務所に向かった。完売したことはまだ二人には伝えていない、二人はもう諦めていたのでとても静かだった。「今晩は、社長CD1000枚完売しました。」と万里は社長に伝えた。「完売ご苦労様、まさか完売するとは思っていなかったよ。」ナナ

僕は君を守ります。第一話③

厳しいレッスンの日々を過ごして行ったある日、私達は社長に呼ばれて事務所に向かった。「おはよう御座います。」ドアを開けて社長室の前まで行った私は、なぜ呼ばれたか考えていた。社長室の扉をノックしてから開けて入った。机の上にはCDが何枚か出ていて、隣に段ボール箱が数個積まれていた。「今日呼んだのは、君達にここにある君達のCDを売って来て貰うためだ。」私達は驚いた表情をしているのを見て見ぬ振りをして、社長は話を続けた。「売り場は確保してあるから、君達はこれから5日間そこに通ってこのCDを売って来てくれ。CDは全部で1000枚ある。過酷かも知れないが5日間に全部完売してくれ、完売が君達が今後この世界で生きて行く最低条件だと思ってくれ。」全く予想もしていなかったことを言われた私達は言葉が出なかった。「後のことはマネージャーに伝えてあるから、君達はこのCDを持ってこの建物の横にあるCDショップに向かってくれ、以上解散」私達は言われるがままにCDの入った段ボール箱をCDショップに運んだ。店に入ると、店員さんが社長から話は伺っているからこの場所を好きに使ってくれて構わないよと言われた。「ありがとう御座います。」とだけ返事をしたもの