僕は君を守ります。第2話② | 小説書きます

僕は君を守ります。第2話②

ここは何処だろう、万里は見たこともない場所に居ました。じっと自分の身に起こった出来事を考えて、自分は死んだのかなと思いました。どうしたらいいか分からず途方に暮れていると、遠くから私の名前を呼ぶ聞き慣れた声が聞こえたのです。私は声がする方に向かいました。するとそこには、ユウ君が居たのです。「ユウ君なんでこんなとこに居るの?」と、マリはユウ君に聞きました。「マリお前はこんなとこに来るんじゃない、まだ早いよ戻るんだ。」と、マリにきつく言いました。「私、死んでしまったの、ユウ君こそなんでここに居るの?死んじゃったの?寂しかったよ。」マリは泣きながらユウ君に言いました。「俺はもう死んでしまったが、お前はまだ死んでいないから今ならまだ間に合う、早く戻るんだ。」泣いているマリを厳しく押し返しました。「私、ユウ君とずっと一緒に居れるなら死んでもいい。」マリはユウ君から離れようとしない。「俺はいつもお前の側にいるんだぞ?俺があげたネックレスのダイヤモンド、俺の骨で出来ているんだ。だから、お前は戻れ、俺との約束を忘れるなよ。」と言い残してユウ君は消えていった。万里はしばらくの間ずっとその場に立っていたが、戻ることにした。まだ生きたい、まだユウ君との約束を果たせてないから私は…。
ナナとミミはずっと手術が終わるのを待っていた。1分がまるで1時間のように長い時間が過ぎていった。ナナはずっと泣いている、ミミはしゃがみ込んだまま動こうとしない、気が付くと朝日が上っていた。もう10時間は経っただろうか、ご家族も沖縄から到着したがまだ手術は終わらない。それからしばらくしたら、手術が終わり医師が出てきた。「マリは生きてるよね?」泣きながらナナが医師に問いかけた。「まだ危ない状態なのでなんとも言えませんが一命は取り留めました。」その言葉を聞いたとたん、ミミの目からも涙が流れた。 病室にはまだ入れないが無事手術が終わってほっとしているナナとミミに社長室に来るようにと電話があっり、二人は事務所に向かった。 社長室に入ると、段ボール箱が積まれているのが見えた。「万里の様子はどうだ?」「病室にはまだ入れないので直接マリの様子は見てません。手術は上手く行ったので…。」「そうか、麻里がこんな状態の中悪いんだが、第2段のCDが完成した。前みたいにノルマとかはないんだが、CDショップに行って直接売って来てくれ。」