東京ディズニーシー 10周年クロニクル | パコのテーマパーク分析

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テーマパークに関するニュースや雑学を紹介。たまに関係のない話題について書くこともありますが。


今月6日に発売された「東京ディズニーシー 10周年クロニクル」。
本屋さんで探しても見つからなかったので、結局Amazonで買ってしまいました。

内容はなかなか充実していて、過去10年間のシーの変遷を楽しめる一冊となっています。
個人的には結構オススメ。
構想段階のコンセプトアートも掲載されていて、全貌が明かされる前のワクワク感が思い出されます。
なかにはプロメテウス火山やインディ・ジョーンズの遺跡の建設写真、ミステリアスアイランドのエイジング風景など、結構レアな写真も。
書籍としてこういったものが発売されるのはめずらしいのではないでしょうか。

東京ディズニーシー 10周年クロニクル (My Tokyo Disney Resort)

¥2,200
Amazon.co.jp


過去に存在したアトモスフィア・エンターテイメントがまとめられているページがあるのですが、こうして見ると、今のTDSはずいぶんアトモスが減ってしまった印象があります。
そのぶんキャラクター・グリーティング施設は増えましたが。

ケープコッドで行われていたアイリッシュなショーも懐かしいものです。
アトモスショーというのは、もちろん立ち止まって楽しむのも良いのですが、なんとなくそこに存在するだけで、エリアの雰囲気を高めてくれる効果があります。
そういった意味で、このようなエンターテイメントが減ってしまったのは残念。
これも当初はTDSの魅力の一つだったのではないでしょうか。


もちろん10年間の間に、魅力が高まった点もたくさんあります。
アトラクションにおいては、レイジングスピリッツやTOTの追加。
シンドバッドや海底二万マイルのリニューアル。
ナイトショーは「ブラヴィッシーモ!」へと変わり、現在は「ファンタズミック!」が上演されています。
「アンコール!」は「BBB」に。
さらにいまやシーを支える強大な存在ともなったダッフィーの登場。

その他にも色々進化しているわけです。
リニューアルに関しては以前の方が好きだったという方もいるでしょうし、個人的には「ブラヴィッシーモ!」や「アンコール!」は大好きなショーだったので、変更したことが必ずしも改善とは言えませんが。


ともかく「東京ディズニーシー 10周年クロニクル」を読むと、こうしたシーの変遷をたどることができます。
あーこんなショーもあったなぁと、過去10年間のパークの歴史を振り返ってみたい方にはオススメです。


個人的にはUSJ版も発売してほしいのですが、需要が無いのかUSJ関連の書籍って凄く少ないんですよね~…。



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