次に目覚めた時には…。
部屋はグルグルまわる。
まるで、遊園地のびっくりハウスのように!
立ち上がれない!
これは、普通じゃない!
即座に判断した。
枕元の受話器をとり“119”
『めまいがして動けないんです』と伝えた。
住所や電話番号、年令、性別…等など尋ねられるままに答えた。
『救急車が近くなったら、電話をいれます。』みたいなこと言われて切った。
貴重品を入れてるかばんは、胸騒ぎがしていたのか、リビングのテーブルに置いていた。
救急車のサイレンが聞こえてきたと同時に電話がなった。
オートロック解除をするように言われた。
その時は、まさか!
歩けないなんて、思ってもいなかったので、返答して、電話を切った。
サイレンが大きくなってきたので、起き上がろうとしたら…。
本当にまさかまさか!
歩けない。えっ?!
吐き気はするし、歩けないし…。
どうしたらいい?
オートロック解除のインターホンまでほんの数メートル。
体半分倒れた四つん這いではっていき、待機した。
ピンポン~!なった!
届かない。泣きそうになる。全身の力を込めてジャンプして解除した。
意識はしっかりしていた。
次は玄関だ!その状態で這っていった。
玄関までたどり着いたが、鍵を解除できない。力果ててしまっている。
玄関のピンポン~!『はい』声をだすが、声にならない。呼吸だけが荒くなる。
救急隊員の声が聞こえる。
『あけれない。とどかない。』声にならない。
おもいっきりジャンプしてあけた。
その場に倒れ込んだ。
救急隊員の方の第一声!
『大丈夫ですか!ご主人は奥ですか?!』
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
『独りです(/_;)』
そこからの救急隊員は優しかった。
寒いので、靴下を探してはかせてくれた。
色々、聞かれた。
とりあえず、ストレッチャーにのせてもらい、救急車へ。
病院がなかなかみつからないことくらい、看護師のはしくれなのでわかっていた。
だから、数日前に『K病院に受診しています。』っと、話す。
そんなことだけは、ちゃっかりしていたなあ。
そのおかげで、すぐにK病院に運ばれることになった。
5分もかからなかったが、その間に血圧、体温をはかられた。体温が低すぎて、計測できなかったっけ…。
救急車は、職業柄、患者さんの付き添いで乗ったことは何度もあったが、患者として乗るのは初めて。
いつもと違う乗り物に感じた。
病院に到着した。
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