リハビリ病院で② | ワラビーの日記(大動脈解離と共に生きる)

ワラビーの日記(大動脈解離と共に生きる)

大動脈の手術、2回目です。
心身ともに乗り切って、新しい一歩を踏み出せますように!

手術は無事成功!!

理学療法士さんの中に、循環器認定理学療法士さんが複数名おられ、

その一人がメインで担当してくださいました。

勿論、シフトにより色々な方が担当になり、チームで支えられていました。

 

手術病院では、

「歩く」

「自転車漕ぎ🚴‍♀️(1日最大30分)」

が基本でしたが、

 

リハビリ病院では、基本➕発展という内容でした。

「筋トレ」「日常生活での動作」まで。

 

2日目に、測定がありました。

【測定】

•10mを何秒で歩けるか

•握力

•腕がどこまで上がるか(前から/横から)

など簡単な項目のみ

 

基本的なことを毎日2回のリハビリで繰り返します。

【筋トレとストレッチ】

•腹筋①:仰向けに寝て膝を立て、頭を起こして足の方を見る

•腹筋②:仰向けに寝て、脚を持ち上げる(片方ずつ)

•つま先を前後に曲げる

•足首を前後に曲げる

•仰向けになり、脚を曲げて蹴るように伸ばす

•その他ストレッチは、理学療法士さんの手による

 

【歩く】

段々と距離を延ばします🚶‍♀️

※速すぎると息切れして血圧が上がるので、調整しながら

 

【自転車漕ぎ】

段々と時間を長くし、速度も上げていきます🚲

※前後に血圧を測り、140を超えないように調整しながら

 

【階段昇降】

手摺持って→手摺持たないで

1段を2歩ずつ→1段を1歩ずつ

踊り場まで→上の階まで

 

【寝起きの練習】★90度の難関★

これは、リハビリが進んできた4-5日目くらいから時々実施。

 

①リハビリ室のベンチのようなベッドに腰掛け、右側に倒れていく

→横たわったら仰向けに寝る

→右を下にして横向きに寝る

→右腕と足を駆使して起き上がる

 

②畳の部屋のマットレスに腰掛け、右を下に横たわる

→仰向けに寝る

→右を下にして横向きになる

→右腕と足を駆使して起き上がる

 

★最初は動けなくて、虫になったような気分でしたが、

腕や肘をどう動かしたら楽なのか、とか、

脚や足も有効に使える、とか、

試行錯誤で自分のポジションを見つけていきました。

 

※ベッドの方が動きやすいと思いますが、

私は自宅に帰ると「マットレスに布団」なので、

畳の部屋でも練習しました。

 

〜《寝るときの角度の問題》〜

★真っ平に仰向けに寝ると必ず咳が出るので、苦しいというより笑えました。

肺に水が溜まっているので、仕方ないということでした。

 

※真っ平に仰向けに寝ると、咳が出るし息苦しいのです。

感覚的には「反り返って寝ている」という体感です。

 

→理学療法士さんに、(退院後の)真っ平問題を相談したら、

「布団の上に何か置いて上半身が高くなるように調節するのもアリだけど、

 それだと寝ているうちに滑ってズレてしまうので、

 マットレスと布団の間に布団などを挟んで、上半身の角度を調節したらどうか」

ということでした。なるほど_φ(・_・

 

こんな感じのリハビリを毎日続けていくうちに、

色々な動作が段々と楽になっていくのを感じました。

自宅でできるような内容もありますので、参考になれば幸いです( ´ ▽ ` )ノ