世の中の人間の営みの多くの事は、需要と供給、意思の合致
という構図で理解ができるような気がします。
お母さんが夕食の材料をスーパーマーケットで買うことも、
お父さんが会社で取引先と売買契約を結ぶことも同じです。
電車に乗ることも、就職することも、やっぱり同じです。
そして恋愛することも当然同じなのです。


今回の新型インフルエンザ流行の初期の頃、一時的にマスク
の売り切れが続出しました。
マスクを欲しがる人が沢山いたのですが、そうは言っても、
防ウィルス性のないマスクなら売れないわけでして、マスク
なら何でも構わないということではないのです。


モテない男というのもこれと同じことでして、男であればよ
いということには絶対にならないのです。
色が悪く少々歪な形ゆえに売れ残り、商品棚の隅っこにポツ
ンとある果物みたいなものかもしれません。

需要から外れた存在なのは確かですが・・・・・


では、モテない男というのは、カッコ悪くて、魅力がない男
のことかといえば、どうも違うような気がします。
それはモテない男の類型としては、確かにそうなのですが、
本質ではないような気がするのです。


いったい、モテない男とは何でしょう?



学者の小谷野敦氏が「帰ってきたもてない男」という本の中
でこんな内容のことを言っています。


“恋愛は才能が必要なものである、だから才能のない者は諦めろ”


おおお!
これほど真理を衝いた指摘は、滅多にお目にかかれないだろう
と私は思います。
もっとも、後半部分は不同意ですが (^O^;)


それはともかく、こういうことなのだと私も思うのです。


“モテない男というのは、恋愛の才能がない男のこと。”



繁華街などで歩き去っていく人の波を眺めることがありますが、
客観的にみて冴えないヤツだろうと判定しうる男だって、女性と
仲良く手をつないで歩いていたりするものです。


彼らと私の違いは外見でも内面の良さでもないのでしょう。
要するに才能の有無なのです。


私には、恋愛の才能がない。
ただそれだけのこと。


才能というのは、努力したからといって必ずしも克服できるもの
ではありません。
だから、なぜモテないかを考えても意味がないと思います。
どうしたらモテるかなんて考えてもムダなのです。
まして、HowTo本なんて読んだところで何の効果もありえな
いと思うのです。



モテない男というのは、ある意味では不治の病に近い難病のよう
なものなのです。


最初に、このブログのガイドラインになるような基本的な
ことを書いておきます。



<私に関すること>


1.私は男で、カッコいいわけではありません。
  また、妻子をもった経験はありません。
  しかし、ヴァージンではないです。


2.私は同性愛者ではないし、ロリータコンプレックス
  でもないし、SM嗜好もありません。
  また二次元コンプレックスもありません。
  したがって、私が書く文には彼らのことは原則として
  念頭にありません。


3.私は信仰心がないですが、コミュニストでもありま
  せん。ファシストでもありません。
  また、フェミニストでもありません。


  

<内容・考え方関すること>


1.このブログにおいて「モテない」という言葉は、
  「現在相手(恋人・配偶者)がいない」という意味
  として使います。
  但し、現在たまたまいないという場合は除きます。
  

2.人間を考える場合においては二つの基準で考えなくては
  正しく理解できないと考えています。
  
  ①哺乳類の「ヒト」である
  ②高度な精神活動ができうる「人」である

  この二つの基準です。


3.心と身体は一つだと考えています。
  したがって、いずれ肉体的な結び付きについても触れる
  ことになると思います。


4.論文ではないので、引用した文を細かく明示はしません。
  「ある本によれば」で済ませるか、著者とタイトルを示す
  程度になると思います。


5.主たるテーマである恋愛以外のことを書くこともあるかも
  しれません。


6.考えをまとめながらになりますので、毎日書くことはでき
  ないと思います。



このようなスタンスで進めていくつもりです。



WALL☆Eのブログ-やぐるまそう



二人の男女が無人島に流れ着いて、子供をもうけたとします。
そして、子供が物心付く前に、その二人は死んでしまったと
します。
ところが、残された子供は恐るべきサバイバル能力を持って
いて、木の実を取り、獣や魚を獲ることを覚え、耕作すらも
身につけて、その後たった一人で誰一人に合うこともなく暮
らして、天寿を全うしたとします。


とても極端なたとえ話です。
現実的ではありませんが・・・・・


さて、この子は存在したといえるのでしょうか?
この子の人生は価値があったと言えるのでしょうか?


私は東京に住んでいます。
でも、この子と私の違いがあると言えるのかというと、なん
だか、あまりないような気がするのです。


私は無人島に住んでいるのと、何等変わりがないという気が
してならないのです。
なぜなら、本日只今、女性にとって、私は存在していないの
と同じだからです。


現実的には、勤め先にいけば、面白いことを言って笑わせる
こともあるし、もし女性と二人で出掛けることがあったとし
ても、相手にとって楽しい時間を過ごしてもらうことは十分
に可能でしょう。


そうであっても、私は離れ小島で一人で住んでいるようなも
のだと思わざるを得ないのです。


つまり、私はモテない男だから・・・・・・



私の胸の中は、ほとんど空っぽです。
いろんなもので埋めようとしました。
映画をたくさん観て、美しい花を眺め、素晴らしい芸術に触れ
ました。
順調に空虚は埋まっていくかにみえました。


しかしです。
外出先でレストランに入り、美味しい料理を食べたとき、私の
目の前の席に誰も座っていない現実が、あまりにも悲しくて。


それで、いろんなことを考えました。
いろいろと本も読んでみました。
ああだの、こうだの浮かぶのです。
でも、ちっともまとまらないのです。


昼なお暗い鬱蒼とした森に紛れ込んでしまったかのようです。


そんなわけで、恋愛に縁がないのに、恋愛について何か書いて
みようと思ったのです。
かなり馬鹿げているのはわかっているのです。
それでもあえて、やってみようと思うのです。


そうは言っても、恋愛論を書こうというのではないのです。
殊更モテない男の悲痛な叫びを書こうというのでもないのです。


思ったこと、考えたことを整理してみたいのです。
それでどうなるってわけでもないのですけど・・・・・・・・・