中国公船、尖閣領海に相次ぎ侵入…海保が警告
読売新聞 9月14日(金)8時5分配信
 14日午前6時18分頃から20分頃にかけて、沖縄県石垣市の尖閣諸島・大正島の北北東約22キロの領海内に、中国の公船「海監51」と「海監66」が相次いで侵入したのを海上保安庁の巡視船が確認した。

 2隻は大正島への接近を続けており、巡視船は随走しながら領海から出て行くよう警告しているが、「定常的なパトロールを行っている。(尖閣諸島は)古来より中国の領土である」という趣旨の回答があったという。

 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、尖閣諸島周辺の領海への中国公船の侵入は今年7月11~12日以来で、国が9月11日に尖閣諸島を国有化してからは初めて。
酒飲み料金所から歩いて首都高へ、はねられ死亡
読売新聞 9月11日(火)12時13分配信
 11日午前2時50分頃、東京都板橋区熊野町の首都高速5号下り線上を歩いていた男性を、大型トラックがはねた。

 男性は全身を強く打ち、約1時間後に搬送先の病院で死亡した。

 警視庁高速隊によると、亡くなったのは、さいたま市岩槻区の会社員、山田武彦さん(39)で、同日未明まで会社の同僚と酒を飲んだ後、料金所から歩いて高速に入ったといい、同隊で進入した経緯を調べている。

 同隊は、トラックを運転していた埼玉県行田市持田、運転手児山昇容疑者(50)を自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕し、同致死容疑に切り替えて事情を聞いているが、「人が歩いていたのを見つけて右にハンドルを切ったが間に合わなかった」と話しているという。
<文科省>子供の自殺件数の統計「実態反映せず」中止
毎日新聞 9月13日(木)20時21分配信
 文部科学省は13日、全国の小中高校を対象に毎年実施する「問題行動調査」で、子供の自殺件数の統計を来年の調査から中止することを決めた。遺族の意向などで学校が教育委員会に報告しないケースがあり、実態が反映されていないと判断した。今後は各校が実施する実態調査をもとに、医師や弁護士で構成する省内の有識者会議で予防策を検討する。

 文科省が11日に公表した調査結果では自殺した人数を200人(11年度)としたが、警察庁の統計では353人(11年1~12月)となっており、乖離(かいり)が指摘されていた。

 文科省は昨年6月、自殺した児童生徒の置かれていた状況について、約1カ月後をめどに実態調査をするよう各教委に求めていた。【石丸整】
日本人大好物のニホンウナギ、準絶滅危惧指定か
読売新聞 9月13日(木)14時35分配信
 絶滅の恐れがある野生生物をまとめた「レッドリスト」の見直しを進めている環境省は、記録的な不漁が続くニホンウナギを、初めて準絶滅危惧(存続基盤が弱い種)などに指定する方針を固めた。

 専門家会議が今月までにリスト入りを決めたのを受けた措置。身近な食材で影響が大きいため、農林水産省は反発しており、曲折も予想される。

 水産庁によると、ウナギの年間漁獲量はピーク時(1961年)に約3400トンだったが、ここ5年間は200トン台に低迷。養殖用に捕獲する稚魚(シラスウナギ)も最盛期の1963年には約230トンだったが、最近は10トンを割る年も増え、成魚、稚魚とも漁獲量は50年前の5%前後まで激減した。

 生態に謎が多いため詳しい原因は不明だが、過剰漁獲のほか、河川開発による生息地の減少、気候変動による海流変化などが指摘されている。

 人工養殖する技術は実用段階になく、現在流通するウナギは養殖を含めて天然由来のため、環境省は絶滅の恐れがあると判断。他の希少種に比べれば生息数が多いことなどから、今秋にも公表する改訂版レッドリストでは、危険度が比較的低い準絶滅危惧か、絶滅危惧2類に指定する方向で調整している。
<熱海市>津波リスクでマラソン大会廃止
毎日新聞 9月13日(木)20時37分配信

 静岡県熱海市は13日、毎年3月に海岸線を走る「熱海湯らっくすマラソン大会」(市など主催)について「津波に対する避難路が確保できない」として、廃止すると発表した。

【南海トラフ巨大地震の想定被害】最悪で死者32万人…国が被害想定 (08月29日 17時05分)

 大会は1985年から開催し、28回目の今年は四つの部で約3200人が参加した。ほとんどのコースが海沿いの有料道路「熱海ビーチライン」を走る。

 市によると、神奈川県西部地震が起きた場合の津波の最短到達時間は2分で、最大10.5メートルの高さが想定されている。コースの海抜は平均7メートルで、高波で通行止めになることがしばしばあるという。

 東日本大震災のあった昨年は大会を中止し、今年の開催では避難路に重点的に係員を配置して万一に備えた。熱海ビーチラインの山側は高い崖が連なり、往復12キロの部の場合、高台へ逃げることのできる避難路は始点から終点までの間で5カ所にとどまる。

 大会後の検証で「3000人を超すランナー全員の避難には、最低でも10分から15分が必要。安全な避難態勢を取れない」と判断した。

 市は「代替コースを検討したが、安全なコースは見つからなかった」と話している。【鈴木道弘】
健保組合8割が赤字…拠出金負担増、解散も増加
読売新聞 9月13日(木)19時44分配信
 健康保険組合連合会(健保連)は13日、大企業の会社員や家族が加入する健康保険組合の2011年度決算見込みが3489億円の赤字になったと発表した。

 赤字総額は4年連続で3000億円を超え、赤字組合は全体の8割の1101組合に達した。

 保険料収入は前年度比約6%増となったが、高齢者医療を支える拠出金負担は同2302億円増の2兆8721億円と過去最高となり、保険料収入の44%に膨らんだことなどが影響した。

 厳しい財政状況に対応するため約4割にあたる571組合が保険料率を引き上げた。財政難から解散に追い込まれる組合も増加傾向にあり、12年3月の組合数は1443組合と、前年同期(1458組合)から15組合減少した。
内柴被告初公判 被害者に“口止め”命令 検察冒頭陳述
産経新聞 9月12日(水)15時6分配信
 「絶対にしていない」。アテネ、北京両五輪で金メダルに輝いた柔道家は表情を変えぬまま、はっきりと無罪を主張した。12日、東京地裁で開かれた初公判。内柴被告は、身の潔白を訴えた。一方検察側は冒頭陳述で「『きゃー』と悲鳴を上げた」などと犯行に及んだ詳細を明らかにした。

 半袖の白いポロシャツにベージュのズボン姿。筋肉がはち切れんばかりに盛り上がり、以前よりややふっくらとした内柴被告は、傍聴席を見回した後、弁護人の前の席に座り、拳を握り締めて開廷を待った。

 内柴被告は、緊張した面持ちで証言台に立ち、「私は公訴事実にかかる行為など絶対にしていません」と無罪を主張。「公平な目で見てください」と裁判長に訴えかけた。

 検察側は冒頭陳述で内柴被告の柔道家としての経歴を紹介。事件については「(女子部員が)あおむけに寝ていたところ、被告がおおいかぶさってきた」「乱暴されていると気づき、『きゃー』と悲鳴を上げましたが、被告はリモコンを手に取り、音量をあげた」などと明らかにした。

 その後、部屋にかけつけた別の部員がドアをたたき、犯行は中断されたという。「内柴被告は女子部員に『自分はいない』と伝えるよう命令した」。冒頭陳述では、“口止め”したと指摘された。

 一方、弁護側は性行為の前から女子部員が興奮していたと主張。遠征先から戻るバスの車中で女子部員が友人に対して、性行為について苦笑しながら話していたなどとして、女子部員と内柴被告の間に合意があったと述べた。

 公判中、内柴被告は終始冷静だったが、閉廷直前には張り詰めた感情が抑えられなくなったのか、急に涙ぐみ、目頭を押さえる場面もあった。
リチャード3世の遺骨発見か、英中部の駐車場から発掘
ロイター 9月13日(木)13時2分配信

9月12日、英レスター大学の考古学チームは、同国中部のレスター市中心部にある駐車場から、15世紀のイングランド国王リチャード3世の可能性がある遺骨を発掘したと発表。写真は発掘現場(2012年 ロイター/Darren Staples)
[ロンドン 12日 ロイター] 英レスター大学の考古学チームは12日、同国中部のレスター市中心部にある駐車場から、15世紀のイングランド国王リチャード3世の可能性がある遺骨を発掘したと発表した。

シェイクスピアの史劇で有名なリチャード3世は、1485年にレスター郊外で行われたボズワースの戦いで死亡し、今回の発掘場所にあったという修道院に遺骨が埋葬されたと伝えられていた。

発掘チームは先月から作業を始め、戦闘で受けたとみられる傷がある骨を発見。大学は今後、遺骨を詳細に分析し、リチャード3世のものであるという状況証拠を得たいとしている。

遺骨は史料に記された修道院内の聖歌エリアがあったとされる場所で見つかり、状態は良いという。