トランビでは、今週から毎週水曜日の午後をチームビルディングと社員教育の時間に充てることにした。

 

トランビはリモートワークが主体で、水曜日が出社日になっている。せっかく顔を合わせる日があるなら、その午後をまるごと「人」のために空けておこうと思った。

 

 

初回の今週は、ひとまずみんなでバーベキューをやってみた。まずはみんなで親睦を深めるところから。

これから毎週、いろんなことに時間を当てていく。

 

■ 時間を「先に」取る、という決め方

会社の時間というのは、たいてい売上や利益や顧客のために割り当てられていく。

気づくと、目の前の成果に紐づいた予定でカレンダーが埋まっている。

 

でも、社員と一緒にチームをつくって、社員のやりがいや成長を実現していく。

これも会社の大事な役割だと思っている。

 

その役割は、放っておくと後回しになる。成果に直結しないから、いつでも「来週でいいか」になってしまう。

だから今回は、中身を決める前に、まず時間のほうを固定した。

何をやるかではなく、いつやるかを先に決める。

空いた枠を、あとから埋めにいく。

 

■ 偶発性は、余白がないと生まれない

リモートになって失われたものの一つが、偶発的なやりとりだと思う。

廊下ですれ違う、昼を一緒に食べる、帰り際に少し話す。

あの「予定していなかった会話」が、リモートだとほとんど起きない。

 

バーベキューをやってみて、それを実感した。

仕事の画面越しでは出てこない一面が、火を囲むと普通に出てくる。

意外な趣味の話だったり、家族の話だったり。

 

こういう時間は、用意しないと生まれない。偶然のように見えて、偶然が起きる余白を先に確保しておかないと、そもそも始まらない。中身が雑談でもいい。容れ物のほうを、こちらが用意しにいく。

 

■ 未完成のまま、始める

正直なところ、この水曜午後をどう使うのが一番いいのかは、まだ分かっていない。

研修みたいにするのか、対話の場にするのか、もっとゆるい交流でいくのか。

リモート前提の組織で何がフィットするのかは、これから試しながら探っていくしかない。

 

それでも、設計が固まるのを待たずに始めた。完璧な形を待っていると、たぶんいつまでも始まらないから。

走りながら整えていく。違ったら、来週変えればいい。

 

試行錯誤だけど、ここからどんな社風や仕組みが育っていくのか、自分はけっこう楽しみにしている。

会社って、こういう「すぐには成果にならない時間」をどれだけ持てるかで、長い目では変わってくる気がする。