朝5時。
眠い目をこすりながら起きて、オランダ戦を観た。
結果は2対2の引き分け。 最後まで白熱した、いい試合だった。
自分はずっとサッカーをやってきた人間だから、ワールドカップになるといろんなことを思い出す。
Jリーグができたとき。
日本が初めてワールドカップに出たとき。
日韓ワールドカップが、日本で開かれたとき。
ワールドカップに関することは、どれも自分の中に鮮明に残っている。
あの頃のサッカーを知っているからこそ、今の日本を見ると思う。
選手層が、昔とぜんぜん違う。
若手のレベルも、層の厚みも、比べものにならない。
今のFIFAランキングは18位。 8位のオランダと引き分けるのも、もう当たり前になってきている。
世界から見た日本の評価も、ずいぶん上がった。
これは、一朝一夕でできたことじゃない。 長い時間をかけて、少しずつ積み上げてきた結果なんだろうな、と思う。
僕が現役の時代に活躍していた選手たちが、今は監督やコーチや協会の側に回っている。
プレーする側から、支える側へ。
そうやって、組織がだんだん厚くなっていく。
下から若手が出てきて、上が支える側に回る。 その繰り返しで、全体がスパイラルみたいに上がっていく。
こういう成長の仕方を、何十年もかけて見続けられているのは、けっこう幸せなことだなと思う。
今年は、決勝トーナメントも勝ち進んでほしい。
眠い朝が増えるのは、大歓迎だ。
