EOフォーラムのメンバーに、コーチングをしてもらった。
フォーラムには、毎月ひとりが選ばれて、その月のDeep Diveの担当になる仕組みがある。
今月は僕が選ばれた。 メンバーの伴走を受けながら、自分の内省を1時間やる。
DeepDiveというのは、自分の人生を包み隠さず話していく時間だ。
不安、悲しみ、希望。
普段は奥にしまっている感情の、深いところまで降りていく。
何かを解決するための時間ではない。 答えを出すわけでも、誰かに説明するわけでもない。
ただ、自分のことを、自分で理解していく。 そのための時間だ。
■ ひとりでは、掘りきれない
久しぶりにDeepDiveをしてみて、初めて実感したことがある。
自分のことは、自分ひとりではなかなか掘りきれない。
考えているつもりでも、ある深さで止まってしまう。
無意識のうちに、痛いところの手前で引き返している。
そこに伴走者がいると、もう一段、下まで入れる。
コーチ役のメンバーは、何かを評価するわけでも、アドバイスをくれるわけでもない。
ただ、僕が深くダイブするために、隣を一緒に潜ってくれる。
2年間、いろんな形でコーチングに触れてきたけれど、その価値をこれだけ実感を持って感じたのは初めてかもしれない。
少しずつ内省の質が上がってきた感覚もある。
DeepDiveのやり方が、ようやくわかってきたのかもしれない。
■ 評価されない、という安心
なぜ、そこまで開示できるのか。 それはたぶん、評価されない、という心理的安全性があるからだと思う。
ここで何を話しても、ジャッジされることはない。
良い悪いを判断されることもない。
説得されない。
誘導されない。
その心理的安全性があるからこそ、安心して曝け出せる。
理解してもらいたい、という感情ではない。
同情してほしいわけでも、尊敬してほしいわけでもない。
自分が、自分を理解したい。
そのために、信頼できる誰かに隣にいてもらう。
■ 研ぎ澄まされていく感覚
2年やってきて、ようやくやり方がわかってきた気がする。
始めた頃は、どこをどう深掘りすればいいのかもわからなかった。
でも続けていくと、自分の感情に対する解像度が上がっていく。
精神が、少しずつ研ぎ澄まされていく感覚がある。
自分の内面の理解は、伴走者がいて、続けることで深くなっていく。
そういう、再現性を作れるものなのだろうな、と思う。
自分の内面を、ちゃんと理解しておくこと。
そして、それを進めるための構造を持っておくこと。
経営でも、人生でも。
案外、ここが一番の土台になる気がしている。
フォーラムと、フォーラムメンバーに感謝。
