テレビでオリンピックを見ていると、日本のメダルの多さに目がいく。

選手層が厚いな、支援が手厚いな、と感じる。

 

実は、僕の弟は

長野オリンピック

そして

ソルトレイクシティオリンピック

に出場している。

 

当時、家族としてその舞台を見ていた。

 

オリンピックに出るというのは、本人の努力はもちろんだけれど、

決して一人では辿り着けない世界だ。

 

コーチ、チーム、スポンサー、地域の応援。

行政の支援、企業のサポート。

多くの人の時間とお金と想いが重なって、ようやく一人の選手が世界に立つ。

 

日本は、さまざまな競技に対して比較的手厚い支援がある国だと思う。

メジャー競技だけでなく、競技人口が限られる種目にもチャンスがある。

 

それが、層の厚さにつながっているのだろう。

 

そして今、弟はアスクの経営に関わりながら、

キッズチームのコーチをし、海外遠征の引率もしている。

 

現役時代に受け取った支援を、次の世代に返している。

 

スポーツは、メダルで終わらない。

 

支えられた人が、今度は支える側になる。

その循環こそが、本当の強さなのかもしれない。

 

企業経営も、同じだと思う。

 

一人の経営者が強いのではなく、

挑戦できる環境をつくり、

支援の輪を広げ、

次の世代にバトンを渡していく。

 

オリンピックを見ながら、

そんな“社会の支援の輪”の尊さを改めて感じている。