LIBORがバークレーによって操作されていたという事件について、捜査状況がここのところ毎日日経に載っています。

LIBORは、London Inter-Bank Offered Rateの略で、銀行間の取引レートのこと。

このレートは、各銀行が自己申告し協会が集計することで決められています。

一般企業が銀行から資金調達する際は、このLIBOR(銀行間金利)に自社のレベルによって決められるスプレッド(要は銀行が受け取るマージン)を上乗せすることで、借入金利が決まります。

このスプレッドが小さければ小さいほど金利は安くなり、優れた企業とみなされているということになります。

日本も同じようにTIBORがあり、日本企業はこのTIBORを基軸としています。制度自体はイギリスとほぼ一緒。

我々企業家にとって、TIBORとスプレッドはとっても重要な数字なのです。

今回の事件は、その基軸となっているLIBORが不正に操作されていたということですから、各企業のスプレッドがどうなのかという以前の問題で、この制度自体の信頼性を揺るがし兼ねないとても大きな問題なのです。

どのようにLIBORが操作されていたのか、そしてどんな手口でバークレーやその他銀行が利益を得ていたのか、徐々に明らかになってきています。

もしかしたら、この制度は大きく変わるかもしれません。

そうしたら我々日本企業の資金調達の仕組みも変わってくるのかもしれませんね。