先日、国内外含めて1万人のリストラを発表したNEC。

その財務状況は一体どんな具合なのか、気になって調べてみました。

まずB/Sから。
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5年前から総資産が減少、現在の総資産額は2兆6,000億円と5年前から毎年目減りし30%程ダウンしています。

このグラフにはありませんが、総資産額は10年連続の減少となります。

そしてこちらがP/L。
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売上もほぼ10年毎年減少しています。

2002年、2009年に巨額の赤字を計上。

NECは2002年に1.4万人、2009年にも2万人のリストラを実施していますので、多額の赤字はどうやらリストラにかかる費用のようです。

現在の社員数は15万人程度。

累計で25%程度の人員削減をしていることになりますね。

10年連続純資産減少というのは、会社としては非常に厳しい状態でしょう。

社員のモチベーションも気になるところです。

しかし、この10年のB/Sを見てみると、確かに総資産額は減少しているものの、自己資本比率は向上していることが判ります。
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NECは、人員だけでなくあらゆる資産のリストラを行い、減収であってもそれにあわせるように自らの体を小さくすることができています。

その結果、安全性を示す指標である自己資本比率を高めることに成功し、現在の自己資本比率33%になっています。

当然、社員は辛いでしょうが会社まで無くなってしまっては元も子もない。

苦しい環境の中、状況にあわせて自分の身を削ってサイズダウンできているNECの経営者は流石ですね。

悪役をきちんとこなしています。

しかし一体、現場はどんな雰囲気なのか、想像すると怖いですね。。。

こういう状態にならなくていいように、我社も今からがんばらないといけませんね。