昨日は地元で若手経営者の勉強会に出席してきました。

講師は菓匠Shimizuの清水専夢。(夢と書くんですね)

36歳にして親の会社を一気に数倍の売上にまで成長させた敏腕パティシエさんです。

$世界を目指す経営者 x So

パティシエといってもお菓子の話しは一切でてきません。


清水さんは、東京、フランス、九州などを渡り歩きお菓子を勉強してきた後、長野の伊那にある実家の和菓子屋さんに戻ります。

初めは周囲の欠点ばかり見えて親と喧嘩する毎日が続いたそうです。社員にも厳しく当たり、当時採用した人材は全て辞めていったそうです。

自分は親の後を継ぐために帰ってきてやったのに、周りは自分の邪魔しかしないという気持ちが強く、上手くいかないことを全て周りのせいにしていたのだそうです。

もう家を継ぐのを辞めて家を出ようと思ったときに、奥様から言われた一言で目が覚めます。

「なんの為にパティシエになろうと思ったの?」

清水さんはもともとご両親との仲がとてもよく、苦労していたお母様を助けたいが為にパティシエになろうと思っていたことを思い出します。

沢山の経験を積むうちに初心を忘れ、いつの間にかメディアで騒がれるような有名パティシエになりたいと思うようになっていた自分に気が付きます。

それから人のためにお菓子作りをしようと180度方向転換をします。沢山の方との出会いを通じながら、様々な行動を起こしていきます。

やがて仲が悪くなっていた親や社員と次第に関係が回復し、売上も次第に伸びていきます。

今ではレストラン、お料理教室なども運営し、社員も30人にまで増えているそうです。



清水さんによると他喜力というものが大切なのだとか。自分を如何に満足させるかではなく、他人を如何に喜ばせることができるのかを考えることが重要。

社内の様子をDVDで見で見せてもらったのですが、社員ともかなり熱血なコミュニケーションを取り、社員お客様の夢を社内で共有しながら一緒に仕事をしているのだそうです。

清水さんの中には使命感とでもいうようなものが自分の中に明確にある方のような気がしました。

今は、お菓子づくりを通して育児の分野にも貢献しようと努力されているそうです。

数字だけ、論理だけで戦略を立てていては会社は強くなれない気がします。やはり夢、使命感、そういったものがある企業は強い。



ロマンとソロバン。これは私がとても尊敬するある経営者の方の言葉です。

経営者はソロバンを弾いてきちんと会社を存続させながらも、社員やお客様にロマンを語れないといけないのですね。

そのバランスを取ることが経営者にとってとても重要なのです。

私にはまだまだどちらの力も足りないようです。

とてもいい勉強ができました。