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薬物療法のみが選択肢肺腺癌ステージ4とは身心の状態がアンバランスになる事

2nd line ローブレナ25mg 耐性化しても継続中

な現役世代の肺腺癌ステージ4です。


これまで、「どんな薬物療法がある」とか、「何年くらいの余命がある」とか、「生きている間に何をするか?」とか、いわゆる「がんの存在に関する事ばかり」考えてきたように思います。


肺腺癌ステージ4という状態を客観的に見ながら、「一般社会にどうやって、適合していけばよいのか?」そして、「どうやって共生する日々を送って行けばよいのか?」というように、自分が変化する事ばかりを考えてきたように思います。


肺腺癌ステージ4と告知を受けてから、3年9ヶ月が経ち、ローブレナ耐性化して、次のような事を思うようになりました。

ところで、一般社会に自分を合わせるのは良いが、もっと自己中心的にならなくて良いのか?

って言うか、自己中心的になって何が悪いんだ?

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薬物療法が唯一の術である、ALK肺腺癌ステージ4で現役世代である私は、社会性維持と自己中心的思考の狭間で、ジレンマを感じているのです。


分子標的薬の登場で、私はこれまで、副作用による不都合は生じていますが、身体は動かせています。


しかし、罹患してから今までの間、このジレンマで心身のバランスが崩れている事に、気付いていなかったのかもしれません。


現役世代のALK肺腺癌ステージ4である私の場合、こんな心身のアンバランスが存在していたのではないかな?と思う今日この頃です。