真夏のスタジアムツアー
シャウトして初めて思った
「死にたくない」
ローブレナ25㎎という最低ドーズで服薬を継続して、かれこれ6か月が経ちました。
用法用量では、「50㎎/日で忍容性が得られない場合は投与を中止すること」とあります。
一方で、論文には高齢者のケースで25㎎/日で功を奏した報告もあります。
私の場合は、25㎎/日にドーズを落としても、臨床所見上「増悪」が認められず、また副作用もどうにか受け入れているので、服薬を25㎎/日で継続しているといった状況です。
この夏、B’zのスタジアムツアーに行ってきました。
妻も私もB’zが好きなこともあり、久しぶりのシャウトでした
当日は、11時スタートの物販の列に参戦するため、9時半頃に列にJoinしました。
暑かった。。。。
日陰は、まだ風が少しだけ吹き抜けると、若干の”心地よさ”を感じることが出来ました。
が、日よけが無い部分(まぁ、これがほぼ99%)は、体調を悪くするために並んでいるとしか思えないほどの「暑さ」との闘いとなりました。
並んでいると、後ろからストレッチャーに乗って搬送される人が、少なくとも2回は見かけました。(とある情報だと、当日は30人程運ばれたらしい)
色々と問題はあったものの、物販で無事にツアーTシャツやらタオル、そしてガチャの購買を一通り終わらせることが出来ました。
きっと、久しぶりのツアーで、テンションもアゲアゲだったので、ぶっ倒れることを忘れていたのでしょうね
自分達の物販アクションを終了してから、6時間後の18時にツアーがスタートしました。
事前にセトリをもとにして予習をしていたのですが、当日はそれまでのアリーナツアーとはスタートから違うものでしたが、何とかキャッチアップ出来ました
妻も私も、同じ曲で同じリアクション、そして同じシャウトをすることが出来ました。
そんな妻を見ていて、私が肺腺癌ステージ4になってから初めて思ったことがあります。
55歳になっても、60歳になっても、妻と一緒にB’zのツアーに一緒に行きたい
死にたくない
私は、これまで哲学、心理学を中心にして死期に対する備えを行ってきました。科学的根拠を重んじることと合わせて、自分自身の置かれている状況を理解して、今遣るべきことは何なのか?を考えながら生き抜いてきました。
しかしながら、現実は進行形なのです。1日1日、私が生きているということは、また体の細胞も成長・壊死を繰り返している訳なので、当然ながら癌細胞も成長しているというわけですよね。
事実を受け入れることで、「死にたくない」という神頼みに近い思いをも包括的に捉えて、今を生きる。
何度考えても、イヤだな。。。癌って(なんで、癌になってなったんだろう)