崖崩れ現場という事で、落石とかもあったりします。
因みに、この石は1tを超えていますが、木と木の間に、辛うじて引っ掛かっていたものです。
伐採中に発見したので、急いでチェンブロを持って、更に崖を登り、1tに耐えうる樹木にスリングを引っ掛けて固定。
その後、安全な場所まで牽引しておきます。
本来、石を吊るのはワイヤーの方が良いのですが、緊急事態で手持ちにワイヤーが無かったので。
こういう石は、本来、いつ落ちてもおかしくありません。
雪崩と同じで、ほんのちょっとの何かでズドンです。
今回の仕事は、本来は「樹」なのですが、注意すべきは「石」です。
造園の世界では、樹で人が死ぬことはあまりありませんが、石では死にます。
石は危険なんです。
災害現場も、同じだと思いますね。
