良く考えたら。
週刊少年マガジンの漫画が、手元に一冊も無いのに気付きまして。
じゃあ、とりあえずコレを買おうと。
「ミスター味っ子」です。
この漫画は、心に残ってるんですよね。
恐らく、私が最初に読んだ料理漫画は、これだと思います。
寺沢大介は、この後「将太の寿司」も出してますし、これもヒットしてますが、私の心に残ってるのは、こっちです。
いや、将太の寿司も面白いですけどね。
今、改めて読み返して、初めて分かった事。
それは、この漫画って、相当本格的な料理漫画だったんだな。という事です。
いや、実は読んでる時は、けっこう無茶な漫画だよなコレって思ってたんですよね(笑)
だって、「南部せんべいとトマトの味噌汁」とか、子供心にどう考えても奇をてらい過ぎでしょと思ってましたから(笑)
ところが、この漫画本格的なんですよ。
寺沢大介が食通なのか、編集者が食通なのか知りませんが、これ相当本格的です。
今読むと、目から鱗ですもん。
そして、この漫画にあるもの。
それは愛です。
これは寺沢作品全てに通じますが、愛があります。
いや、料理って最後は愛なんですよ。
ほんと。
