本日、父が他界しました。
享年81歳。
実はこの2か月間は、田舎ではなく東京の我が家で看病していました。
ていうか、私のベッドで寝てました。
前立腺がんで10年持ちましたが、今年の3月頃からホルモン治療が利かなくなり、抗がん剤投与も試してみたものの効果が無く、あとは自宅療養となりました。
ですが、この1週間で容体が急変し、あとはあっという間でした。
実は1週間前までは家で歩いていたのですが、でも今にして考えると半年くらい前から、本人はかなりしんどかったのだろうと思います。
父と私は、もう本当に色々ありました。
父の借金を返した9年間は、私にとってあまりに色々ありすぎて、今では私の根幹を成していると言って良いと思います。
最後の最後まで大喧嘩しながらも、お互いを慈しみあった私達の関係は、例えようが難しい。
この世の現実の難しさを、私は父から学んだように思います。
この世には、本人ではどうにもならない事が沢山あって、それでも父として生きていかなくてはいけない父の難しさを。
父は、とてつもなく苦しい人生を歩んだと思います。
それが天の采配なのか、それとも自らが招いたのかは、私には分かりません。
分からないし、本音を言えばもうどうでも良い。
ただ、今は天命をまっとうした父を褒めてあげたい。。。
本当に大変だったよね。。。
良く頑張ったよ。。。
最後の2か月間だけでも、家族で家で過ごす事が出来て、本当に良かったと思います。
それだけは本当に良かった。
今頃は、天国で有馬記念の予想でもしているでしょう。
剪定屋千角HP http://senteiya-senkaku.sakura.ne.jp/
