京都紀行32 銀閣寺 | Noriaki の ヒト・モノ・ココロ

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銀閣寺を、銀閣寺足らしているもの。


それは、もちろん、この建物ですよね。



銀閣(観音殿)は、まさに金閣の向こうを張る、室町時代を代表する建物です。

この建物あっての、この風情です。


つまり建物は、庭にとって、実に大事な部分を占めているという事ですね。 (・∀・)b


銀閣寺の庭園が、やや懲り気味なのは、この銀閣があるからだと、私は考えています。

銀閣寺垣から始まって、松の庭に、細工のかかった砂利に、池泉回遊式の庭園。

どんなに凝ったところで、銀閣との対比を考えたときに、銀閣が劣るという事が無いんですね。


銀閣寺は、例えば南禅寺や清水寺と比べると、敷地は狭いです。

しかし、狭いからこそ、あれこれ凝れる。

手を入れることが出来る。

広いと、凝るのは大変ですから(笑)


もちろん、狭いからといって凝る必要は無いのですが(笑)、私はこれはこれで、銀閣寺の個性として、素晴らしいと思います。


剪定屋千角HP http://senteiya-senkaku.sakura.ne.jp/index.html