京都紀行⑩高台寺 | Noriaki の ヒト・モノ・ココロ

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さて、二年坂を歩いた後、維新志士である坂本竜馬と、桂小五郎のお墓を見に行った後、高台寺に到着です。

高台寺は、豊臣秀吉の妻、「ねね」の菩提寺ですね。




高台寺の作庭は、小堀遠州。

茶人三聖の一人にして、利休、織部の弟子にあたる人物ですね。


京都の寺院の庭は、ほとんどが遠州好み、もしくは遠州の流れに属した庭園が多いです。


遠州好みの特徴は、華やかで明るくて自然の情緒があり上品です。

この遠州好みは、戦国動乱を過ぎて平和になりつつあった時代の趨勢であり、人々が求める必然だったんですね。


高台寺の場合、秀吉のねねの別荘が主で、布教のお寺ではありません。

ですので、基本華やかさよりシンプルさを大事に。

女性好みかつ、質素な雰囲気が出ていますね。


私的には、この高台寺の庭は、非常に良いと思っています。

理由は、「バランスの良さ」です。


秀吉のねねの別荘と考えると、華やかすぎるとマズイのですね。

徳川に睨まれてしまいますから。

高台寺は、個人の別荘としてどちらかというとシンプルで質素に重点を置いていて、しかしながら、ねねの別荘として「。。。さすが。」と言わせるだけの、何かを庭に残している。

この、絶妙なバランスを見事に保っているんです。


庭は、洋服と同様、「TPO」があるのですね。 


なんの為の庭なのか。

誰の為の庭なのか。

どうあるべき庭なのか。

高台寺のこのバランスは、お金持ちが別荘を作るなら、是非参考にして欲しいですね。