アイリッシュコーヒー、祝杯 | けものみち

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日記のようなものです。

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清水先輩から電話があって、画廊の予約が無事にとれたということで
祝杯をかねてのアイリッシュコーヒーであります(*'ー')ノ旦~~

角砂糖が溶けるのをボケッと見とったです。

( ΦωΦ)大丈夫だな?

ああ、大丈夫だ(ΦωΦ )


自分の中で、自分だらけで話しているうち
砂糖が溶けて消えました。

ここは本や漫画がたくさんある喫茶店で、時々来ます。
個人的にすごく居心地がいいです。

いがらしみきおの『I(アイ)』という漫画があったので
置いてあった1、2巻を一気に読みました。

なんか変な終わり方した(;ΦωΦ)

と、思ったら来年の夏に3巻が出るらしいです。
良かった様な、恐い様な‥
2巻のラストが不可思議なりにキリのいいところで
気分的には、今ここらへんで落ち着きたいくらいでした。
まだ何か起きるのか~

不思議な力を持った、辛い出自の少年と
幸福な身の上に生まれながら心に虚しさを抱えた少年
この2少年が主人公です。

自分って何だ?人間って何だ?神は居るのか?
というこれまでにもたくさん語られてきた物事への、いがらしさん的アプローチ。
アライグマ君のボディブローか、シマリス君の皮肉か‥
腹に重く神経にピリッときます。
ぼのぼのは居ないよ( ;ー;)!


この喫茶店、店員さんがすごく真顔な店でありました。
「こちらから微笑みかける事も、失礼に値するかも知れない」と
私も表情を引きしめたものでした。

サブカル系の本とか演劇のチラシも沢山置いてあるし
きっと難しい事が詰まった頭の持ち主に違いありません。
私などとは、人間を見る目が違うのです。

という風に思っていたのですが、前回行った時
「そうじゃないかも?」と思う事がありました。

会計を済ませて外へ出て、ドアを閉めようとした時に
一寸振り向いて店内を見る格好になりまして
その時たまたま視界に入った店の人が、私の方を見ていたのです。
そしてその口角は少し上がっていたのです。

去る客を見守っていた時点で驚きましたが
まさか微笑みかけられるとは( ΦωΦ)!?

いや、もしかしたら気のせいかも知れない。

というわけで私は相手を見ているような、見てないような
そして口角を上げたような上げないような
曖昧な態度でドアを閉めて去りました。


実際どうだったんだろう?
という事が気になった今日は、帰る段で
意識して振り向きながら去ってみる事にしました。

そうしてみると、店の人は確かにこちらを見送って
微笑みかけているのでありました。

私も心置きなく間抜け面を開放してから、ドアを閉めました。


店の人の心が果てしなく遠くにありそうなのが
実はこの店の居心地のよさだったりしたのですが
今日はちょっとうれしかったのであります。