![けものみち-20101111192921.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20101112/08/walk-in-book/39/7c/j/t02200124_0800045010854388310.jpg?caw=800)
銀座7丁目のビルの3階にそれはありました。
![けものみち-20101111205900.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20101112/08/walk-in-book/13/8c/j/t02200124_0800045010854388312.jpg?caw=800)
Rocky Top
カントリーミュージック系、とりわけ「ブルーグラス」に向いた
30~40人ほど入れるライブハウスのような、酒場のような所です。
「ブルーグラスを始めて、ここで演奏できたら一人前」というような
知る人ぞ知るお店らしいです。
![けものみち-20101111200237.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20101112/08/walk-in-book/ce/5b/j/t02200124_0800045010854388315.jpg?caw=800)
気取った店ではないので、気楽に象を出しても大丈夫!
たぶん「ワンドリンク制」。
バイト先にもあるストローハットを頼みました。
私が作るのより酸味が少なく、少し辛口です。
ライムを減らして‥タバスコとリーペンソース、どっちを増やしたら
この感じになるんでしょう?!
わりと好きな味がしました。
冬には、うちのレシピよりこちらも良いかもしれない。
ヨシオカさんに相談です。
あんまり出ないけど。ストローハット‥
麦わら帽子のことです。
トマトジュースを使うので赤いです。
真っ赤なお日様に想いを馳せていただければと存じます。
ここはメニューが格好良いです。
黒っぽく見えますが、光に透かしてみたら
暗い透明な赤いレコード(音は入ってなさそうですが)で出来ていました。
しばし見とれました。
![けものみち-20101111200440.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20101112/08/walk-in-book/05/27/j/t02200124_0800045010854388319.jpg?caw=800)
右の方がマスターらしいです。
ライブの開演30分前にお店が開いて
20人以上のお客さんが来て
飲み物が出て食べ物が出て
お店の人はマスターと、カウンターの中にもう一人いるだけ。
忙しそう!
でも問題なく注文をさばいてゆかれます。
すごい。
![けものみち-20101111193454.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20101112/08/walk-in-book/b4/91/j/t02200124_0800045010854388326.jpg?caw=800)
そうこう、関心するうち
お目当てのバンド「Jack in the grass」の演奏が始まりました!
ギター、マンドリン、ベース、フィドル(バイオリン)、バンジョーの
弦楽器だらけ5人編成のバンドです。
どうやらブルーグラスというのは
こんな感じで弦楽器だらけみたいです。
このバンドのギター&ボーカルの女性、aquaさんが
インド料理のサトウ師匠の妹さんで
それをきっかけにこのバンドを知りました。
そして「ブルーグラス」そのものを初めて知って
聴くようになった次第であります。
本場、アメリカ大陸ではもうブルーグラス人口も少ないらしいですが
もともとはアメリカで、アイルランド移民の方が主軸になって作った
「新民謡」的な音楽の様です。
ホーボー‥汽車に乗って移動しながら働き暮らす
季節労働者の歌もかなりある様です。
また故郷を去らねばならなくなった人が
帰れぬ故郷を想って歌う歌。
シンティロマの曲にも通ずる、異様な明るさがあります。
明るい曲調と元気な歌声で
「元婚約者を鎌で殺して湖に引きずり込んだ」とか
「愛する人はこの雪の下に埋まってるんだ」とか歌ってしまいます。
英語が出来ない私には
先に意味を聞いていなければ
「今日も人生、最高だぜ!」としか聞こえません。
でも実は大変なことを打ち明けている。
そんなブルーグラス。
明るいけれど、甘みのある曲に今のところ出会いません。
あるにはあるそうですが。
ブルーグラス。
青い草は生えながら乾いた大地。
そこに吹くのは、やはり乾いた風。
でもひそかに水の粒子や植物の種を運んでいる風。
ボーカルのaquaさんの声もそんな感じです。
![けものみち-20101111205052.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20101112/08/walk-in-book/dc/2a/j/t02200124_0800045010854388333.jpg?caw=800)
今回のライブは4部構成。
2つのバンドが交互に、2度ずつ演奏します。
お店のあちこちに色んな物があるので楽しくて
休憩時間はつい、うろついてしまいます。
とある角にはウェスタンスタイルの馬の鞍と
謎の木の胸像。
女の人の気がするけどどうでしょうね。
![けものみち-20101111201455.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20101112/08/walk-in-book/51/37/j/t02200124_0800045010854388338.jpg?caw=800)
初めて見るバンド、DUCKY'S
ギター、マンドリン、バンジョー、フィドル、コントラバス‥?
弦楽器5つ。
vocal、3人!
主メロ係とコーラスと分かれているのでしょうけれど
3人はだいたい均等に声の力を放ってきます。
それがひとつの音を生んでいるので、とても迫力がありました。
メンバーは還暦くらいのお年だそうで
さすがに見せ方のうまい人たちでした。
笑いのとり方や脱力のさせ方など、よくご存じです。
1人が「この人も今度還暦で」と言うと、その指名された人が
「感謝カンレキ(感激)
![ドキドキ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/031.gif)
字で読むとツラいギャグの気もしますが
実際聞いているとやけに楽しいです。
だいたい、笑わせにくるとは思ってなかった人が発しましたよ‥
油断してた。
油断といえば、思った以上に演奏がみんなすごくて
誰に注目して良いか分からなくなるほどでした。
「厚み」のあるバンドで、そして
みんなお互いをよく知っている人たちでした。
「俺たち」感が非常に魅力的でした。
![けものみち-20101111230050.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20101112/08/walk-in-book/23/2e/j/t02200124_0800045010854388339.jpg?caw=800)
骨発見!
![けものみち-20101111212101.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20101112/08/walk-in-book/dc/3f/j/t02200124_0800045010854388341.jpg?caw=800)
休憩はさんで、もう1度Jack in the grass。
会場、打ち解けてまいりました。
ホワイトラビットという曲など
軸になるシンガーがいてこその選曲もありました。
バラエティに富んだ構成で面白かったです。
次回のライブが、来月同じ会場であるそうです。
今度は何をなさるのかわくわくします。
行けるかな。
行けるといいなあ。
![けものみち-20101111214713.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20101112/08/walk-in-book/38/e3/j/t02200125_0781044410854390793.jpg?caw=800)
タコス!
メニューには「メキシカンタコス」となっていました。
これは是非いただきましょう!
と、休憩中に注文しました。
具はチリ味の挽き肉、赤いサルサ、野菜、チーズ、トマト。
小麦粉のトルティーヤに自分で包んで食べる形式です。
特に温かくはないので、のんびり食べて大丈夫。
なんだけど‥
![けものみち-20101111215340.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20101112/08/walk-in-book/be/09/j/t02200124_0800045010854390795.jpg?caw=800)
「なんて言ってないで、早く早く!」
とこの通りですので、ちゃっちゃと乗せて生地を巻きます。
Σ( ФωФ)って!
何で象だけ動いてるんでしょう、これ‥(;ФωФ)
ま、まあ、いいか。
こんなに音楽聴いちゃったらしょうがないですよね。
![けものみち-20101111205032.jpg](https://stat.ameba.jp/user_images/20101112/08/walk-in-book/f3/58/j/t02200124_0800045010854390797.jpg?caw=800)
壁の飾り。
「MY GRASS IS BLUE」ですって。
いいですね。とてもいい(*'ー')
![クローバー](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/332.gif)